2010年2 月 8日

Mommy Tech - 家事ロボットの展示によさそう

 今年からCESと連動して、Mommy Tech という新しいイベントが開催されたそうだ。テクノロジーに精通していて、購買力があり、新製品や新技術の普及に一役買ってくれるような女性をターゲットにしたイベントだ。こうした女性がみんなMommy(=お母さん)とは限らないので、ネーミングがちょっと~だが、家庭用ロボットの新製品を発表するなら、ロボット・パビリオンみたいなところでやるより、場合によってはこっちのほうがベターなのではないだろうか。

 現に、Neato Roboticsの掃除ロボットはこのMommy Techでデビューし、同社はその成果に満足していた。 このMommy Tech、 来年のCESでも開催されるようだ。

2010年2 月 7日

インテルのスーパーボウルCMにロボット登場

 今日は全米プロフットボールNo.1を決めるスーパーボウルが開かれた。CM媒体として1秒あたりの値段が世界で最も高いイベントだそうだが、以下は今年インテルが流した広告。ロボットが登場!

 これまでインテルが開発したものの中で、今回のコア・プロセッサーが最高だよ、と話しているのを聞いて、自分が最高だと思っていたロボット君がしょげる、という内容。

 う~~ん、あんまりおもしろくないけれど、インテルが「また!」CMにロボットを使ったのは興味深い。

 忘れてしまった方は、前のCMも見てみてください。

2010年2 月 6日

Neato Robotics の新掃除ロボット「XV-11」の現地デモ

 シリコンバレーに本社のあるNeato Roboticsを訪問し、同社が近く発売予定の新しい掃除ロボット「XV-11」のデモを見せてもらった。

 まず第1に見たかったのが、同社が独自開発した安価なレーザレンジファインダ(レーザー測距器)の性能。同社ではLaser Distance Sensor(LDS)と呼んでいるが、障害物をどれだけすばやく認識できるのか。以下、布製のサッカーボールを使って実験してみた。ボールを動かしているのも、撮影しているのも私です。

 これなら、掃除ロボットをオンにする前に、床にあるものをすべて拾っておかなきゃ、と神経質にならなくても大丈夫そうですね。

 次に、ルンバのライトハウスのような装置がなくても、ドアを認識できるので、部屋を出ないという機能。

 そして、一つの部屋の掃除が終れば、ドアから出て行く。

 貴重品の周りなど掃除してほしくない区域はロボットについてくる専用テープで仕切ることも可能だ。以前紹介した、Robot Add-Onsが売っているようなもの。

 以下は同社CEOのMax Safai氏が見せてくれた写真。ある同一時間内にXV-11と某社の掃除ロボットが掃除した区域を比較している。XV-11が左側で、2回の比較実験の結果だ。

Comparison2

 XV-11は掃除終了後、充電器が見当たればそこに戻る。充電器のない部屋を掃除した場合は、スタート地点に戻る。知人から、ルンバがある日紛失して、2週間後に別の部屋の片隅で見つかったという話を聞いたことがあるが、こうした問題にはならない。

 しかし、XV-11にはホコリ検出(dust detection)機能がない。Safai氏によると、この機能にまつわる特許が多すぎるからだそうだ。ルンバにはこの機能があるので、ホコリがたくさんたまっている部分は重点的に掃除してくれる。

 現在、50台のベータ・ユニットが家庭で使われており、フィードバックをもらっているそうだ。

 デモのほか、CEOに聞きたかったのは、LDSの技術とナビゲーション・ソフトを日本の家電メーカーなどにライセンス供与する考えがあるかどうか。答は「やる気あり」。でも条件もあり。また、ホビイストにLDSだけ販売すればかなり売れると思うのだが、その予定はあるのか。

 CEOのインタビューの内容については、GetRobo Premiumに掲載した。ぜひご覧ください。(GetRobo Premiumにはパスワードが必要です。パスワードが必要な方はここから登録してください。 )  

 また、XV-11の動画をほかにもアップしたので、YouTubeのGetRoboチャンネルもあわせてご覧ください。
 

Boston DynamicsのLS3は歩きながら充電、自分で荷物を上げ下ろし

 今日のBoston Globeに、DARPAがボストン周辺の企業に研究開発費を提供していることについて書いた記事が出ている。

 この中で、Boston Dynamicsの「LS3」について、同社のDARPAプログラム担当者の話として少し情報が出ている。抜粋すると、

“Its primary task is to carry stuff,’’ says Robert Mandelbaum, the Darpa program manager overseeing the project, “but we want this to be a complete game-changer,’’ able to perform other tasks like recharging batteries as it travels, loading and unloading its own cargo, and one day even walking out in front of a squad to survey the terrain ahead.

(LS3)の「主な任務は物を運ぶこと」とDARPAプログラムマネジャーのRobert Mandelbaum氏は言う。しかし、移動しながら再充電したり、自分で積荷を上げ下ろししたり、分隊の前線で地勢を調査するなど、「(ゲームのルールを完全に変えるような)革新的なものにしたい」と話している。

アイロボット元会長の新会社、CyPhy Worksが資金調達

 アイロボット元会長のヘレン・グレイナー氏が創業したベンチャー企業のCyPhy Works。180万ドルの資金調達を実施したという。Mass High Techが報じた。SECへのファイリングで明らかになったが、グレイナー氏はコメントを控えているという。

 CyPhy社は昨年12月には米NISTから240万ドルの研究開発助成を受けたことが報道された。