ルンバに対抗する掃除ロボット、2013年に日本参入へ
ばたばたしていてご報告が遅れましたが、日経エレクトロニクス3月5日号に、「シリコンバレーがロボット産業集積地に IT業界から資金や人材が流入」というタイトルのまとめ記事を書きました。
この中で「ニュース」が2つありましたが、1つはロボットの人材派遣サービスAnyLobbyの話。
もう1つが、アイロボットの競争相手で、掃除ロボットを開発・販売するベンチャー企業、Neato Roboticsの話です。昨年5月に就任したウォーレン・フリックCEO(以下写真)をインタビューすることができ、その中で同CEOは、従来製品「XV-11」の機能をより高めながら価格を抑えた新製品を開発中で、この新製品を携えて「2013年には日本市場に参入したい」と話してくれました。
前CEOのマックス・サファイ氏は2011年内の日本進出を計画していて、結局それが実現していないので、今回の計画も本当にそのようになるかどうかはウォッチする必要がありますが、今回の取材で知ることができて、非常に興味深かったことがひとつあります。
それは、Neatoとドイツの大手掃除機メーカー、Vorwerk(フォアベルク)との提携関係です。(フォアベルクって日本語のサイトもあるんですね。)
両社は掃除ロボットを共同開発し、共同ブランドで、昨年10月からドイツをはじめとする欧州4カ国で販売しているそうです。フォアベルクは1930年から家庭用掃除機を売っている老舗で、掃除機のエキスパートである同社が、掃除ロボットに搭載するブラシやフィルター、吸引モーターなどを指定し、それとNeatoのソフトウエア、レーザーレンジファインダを組み合わせて商品化したのです。そしてNeatoが生産を受託しています。
これから掃除ロボット市場に進出したい日本企業は、こうした2社の強みを持ち寄る協力関係が理想的なのではないでしょうか?それとも、フォアベルクは日本ですでに事業展開しているようなので、「フォアベルク&Neato」ブランドの掃除ロボットが日本に進出するのかな?
以下は欧州で販売されている、フォアベルク&Neatoの共同ブランドの掃除ロボットの写真。Neato本社にて撮影。