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2012年1 月 3日

2012年の注目10トレンド、米国ロボット業界

あけましておめでとうございます

米国におけるロボット業界は、新年から猛スピードで動き始めています。今年もGetRoboをどうぞよろしくお願いいたします。

2012年の注目トレンドを10項目にまとめました。どれも要ウオッチのトレンドで、順不同です。

SAFFiR①2足歩行ロボット

米国は2足歩行ロボットに関心なし、なんていう「神話」はすっかり崩れた。

ボストン・ダイナミクスのヒト型ロボット「Petman」をはじめ、バージニア工科大学の消防ロボット「SAFFiR」、ダチョウ型ロボット「FastRunner」、ミシガン大学の「MABEL」など、2足歩行ロボットに関連したプロジェクトが増えており、開発に拍車が掛かるだろう。

写真はSAFFiRのプロトタイプ(Photo credit: John F. Williams/U.S. Navy)。後ろは同じくバージニア工科大学が開発中の2足歩行ロボット「CHARLI-2」。

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2011年8 月23日

IEEEブログに英訳された福島第1原発のロボットオペレータの手記

IEEE Automatonに「福島第一原子力発電所におけるロボットオペレータの手記」が英訳され、掲載されました。夏の初めに日本で話題になり、その後、閉鎖されたブログの内容です。

GetRoboはこれまでにAutomatonに記事を提供しているので、今回の翻訳を行ったのではないかと考える読者の方がいるかもしれません。このため、はっきりここで申し上げたいと思います。GetRoboは今回の記事に協力していません。

実は、翻訳をしてくれないかという打診をIEEE Automatonの編集者の方から受けました。しかしお断りしました。

理由はシンプルです。私は、自分でニュースソースを確認できないものをベースに記事を書くことはぜったいしない、と決めているからです。これまでにGetRoboがこの手記を取り上げてこなかったのは、このためです。

今回、記事の元になっているブログは匿名で書かれていました。その筆者と会い(あるいは直接連絡を取り)、その人をきちんと取材した上で、この方の書いた内容を匿名で取り上げるのは問題ありません。しかし、その匿名の方が記者にとっても匿名のまま、報道することはできません。

IEEE Automatonが書いているように、この内容がとても重要なものであり、何らかの形で公になることが求められていることには全く同意します。

福島第1原発におけるロボットの利用は非常に重要なテーマです。いつの日か、直接取材できるチャンスが訪れることを心から望んでいます。

2011年6 月17日

【お知らせ】第11回レスキューロボットコンテスト、神戸で開催

Rescuerobotposter  レスキューロボットコンテスト実行委員会よりお知らせ。 「inrevium杯 第11回レスキューロボットコンテスト」の競技会予選が6月26日に神戸で開催されます。本選は8月6,7日。詳細はこちら

以下、主催者からのメッセージをコピーします。

阪神・淡路大震災を機に本格的に始まった日本のレスキューロボットの研究は、確実に進んでいます。しかし、今回の震災では津波被害への対応など実用化にはまだ多くの課題があることがわかりました。
レスコンは、レスキューロボットの研究から派生して生まれました。その目的は、コンテストの開催だけにとどまらず、防災・減災について広く啓発し,そして,将来レスキューロボットのように人に役立つモノをつくりたいという子供たちを育むことです。このコンテストを見たり、参加したりした子供達が大きくなった時代には、もっと災害に強い世の中になっていることを目指し、「技術を学び 人と語らい 災害に強い世の中をつくる」という理念の下に毎年活動を続けています。
なお、8月の本選の際には、震災復興応援特別企画を実施します。

 GetRoboは昨年のレスキューロボットコンテスト予選を取材に行く機会がありました。そのときのリポートはここです。

2011年6 月16日

福島第1原発に水中ロボットを投入か?

ロボコンマガジン2011年7月号が届いた。この号の緊急特集「東日本大震災とロボットたち」用に、ロボットを提供した米国企業3社(iRobot, QinetiQ North America, Honeywell International)の責任者をそれぞれ電話インタビューした。日本における報道が主に東京電力が提供する情報に基づいているため、ロボット・メーカー側の話を直接聞くことができてよかった。ロボットを提供するにいたった経緯が3社で異なるのは興味深かった。

個人的にはQinetiQ社の話が一番おもしろかった。福島で使われている同社の陸上ロボット「TALON」が実はすでに日本の警察向けに輸出されていること、それらがサリン検知器を装備していることを初めて知った。また、同社が福島第1原発の原子炉建屋内で使える水中ロボットに関する依頼を受けて、提供する準備を進めているというニュースもインタビュー中に飛び出した。

下は同社の水陸両用クローラー型ロボット「C-TALON」の写真。関心のある読者はぜひロボコンマガジン2011年7月号をご覧ください。

QinetiQ Photo 4

2011年4 月27日

原発災害ロボットの第一人者、Red Whittaker教授をインタビュー

Whittaker_4  カーネギー・メロン大学(CMU)のRed Whittaker教授をインタビューしました(写真はCMU提供)。記事はWall Street Journal日本版をご覧ください。 

 実は先日、ロボコンマガジン2011年5月号Google Lunar X PRIZEの記事を書くのに、同教授に取材を申し込みました。地震が起きる前のことです。でも結局、音沙汰なしで、代わりに、同教授と共同で大会参加のための会社を設立した社長さんにお話をうかがいました。

 そういった経緯があるので、今回も駄目モトで取材を申し込んだところ、即座にお返事をもらいました。それだけ原発災害ロボットには熱い思い入れがあるのだと思います。

 また今回、ロボットとは関係ありませんが、前々から質問したかったことも聞くことができました。同教授の本名はWhilliam さんですが、世界ではRed Whittakerとして有名。このRedという名前はどこから来たのか?「子供のころ赤毛だったから」だそうです。それで、本名よりもRedのほうが自分にしっくりくるからと、今は小切手の署名などもRedだそうです。で、記事中もRedのほうが好ましいということでしたので、そうしました。

 直接お話を聞く機会があるのは今回が2度め。1度目は無人ロボット車のレース、アーバン・チャレンジの時でした。そのときの記事はここにあります