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2010年2 月 6日

Neato Robotics の新掃除ロボット「XV-11」の現地デモ

 シリコンバレーに本社のあるNeato Roboticsを訪問し、同社が近く発売予定の新しい掃除ロボット「XV-11」のデモを見せてもらった。

 まず第1に見たかったのが、同社が独自開発した安価なレーザレンジファインダ(レーザー測距器)の性能。同社ではLaser Distance Sensor(LDS)と呼んでいるが、障害物をどれだけすばやく認識できるのか。以下、布製のサッカーボールを使って実験してみた。ボールを動かしているのも、撮影しているのも私です。

 これなら、掃除ロボットをオンにする前に、床にあるものをすべて拾っておかなきゃ、と神経質にならなくても大丈夫そうですね。

 次に、ルンバのライトハウスのような装置がなくても、ドアを認識できるので、部屋を出ないという機能。

 そして、一つの部屋の掃除が終れば、ドアから出て行く。

 貴重品の周りなど掃除してほしくない区域はロボットについてくる専用テープで仕切ることも可能だ。以前紹介した、Robot Add-Onsが売っているようなもの。

 以下は同社CEOのMax Safai氏が見せてくれた写真。ある同一時間内にXV-11と某社の掃除ロボットが掃除した区域を比較している。XV-11が左側で、2回の比較実験の結果だ。

Comparison2

 XV-11は掃除終了後、充電器が見当たればそこに戻る。充電器のない部屋を掃除した場合は、スタート地点に戻る。知人から、ルンバがある日紛失して、2週間後に別の部屋の片隅で見つかったという話を聞いたことがあるが、こうした問題にはならない。

 しかし、XV-11にはホコリ検出(dust detection)機能がない。Safai氏によると、この機能にまつわる特許が多すぎるからだそうだ。ルンバにはこの機能があるので、ホコリがたくさんたまっている部分は重点的に掃除してくれる。

 現在、50台のベータ・ユニットが家庭で使われており、フィードバックをもらっているそうだ。

 デモのほか、CEOに聞きたかったのは、LDSの技術とナビゲーション・ソフトを日本の家電メーカーなどにライセンス供与する考えがあるかどうか。答は「やる気あり」。でも条件もあり。また、ホビイストにLDSだけ販売すればかなり売れると思うのだが、その予定はあるのか。

 CEOのインタビューの内容については、GetRobo Premiumに掲載した。ぜひご覧ください。(GetRobo Premiumにはパスワードが必要です。パスワードが必要な方はここから登録してください。 )  

 また、XV-11の動画をほかにもアップしたので、YouTubeのGetRoboチャンネルもあわせてご覧ください。
 

アイロボット元会長の新会社、CyPhy Worksが資金調達

 アイロボット元会長のヘレン・グレイナー氏が創業したベンチャー企業のCyPhy Works。180万ドルの資金調達を実施したという。Mass High Techが報じた。SECへのファイリングで明らかになったが、グレイナー氏はコメントを控えているという。

 CyPhy社は昨年12月には米NISTから240万ドルの研究開発助成を受けたことが報道された。  

2010年1 月18日

久しぶりのキーポン

 久しぶりに、Keeponの商品化、販売を進める BeatBotsMarek Michalowski氏に会う機会があった。Marekさん、このほど無事にCMUから博士号を取得し、いよいよ会社に専念できるようになったとか。(Marekさん、おめでとうございます!)

 今、学術機関向けに販売されているKeeponは約300万円だが、現在その10分の1くらいの価格にできるよう、設計をし直しているそうだ。

 MarekさんからKeeponのシールをゲット。手のひらより小さくてかわいい。このサイズのロボットが机の上にあったらいいな~。

Keepon


2010年1 月14日

Harvest Automation社

 ロボットを開発しているベンチャー企業でHarvest Automation(ハーベスト・オートメーション)という会社があることを知った。まだサイトにはほとんど情報が挙がっていないが、創業者のプロフィールを読むと、「アイロボットの最初の社員」という人がCTO(最高技術責任者)だ。名前から推察すると、農業ロボットを開発中なのかと真っ先に考えるが、「harvest」という言葉は広く「収穫」を意味する。サイトでは「Agile Mobile Robots for Material Handling」(原材料取扱のための機敏なモバイル・ロボット)とある。

 Robotics Trendsによると、Harvest 社はこのほどVCなどから400万ドルの資金調達をした。この記事の中で同社のCEOのコメントが出ている。以下抜粋。

 “Traditional material handling robots have been associated with fixed-function factory automation, which generally operate in indoor, tightly controlled work spaces. We have a very different solution that uses teams of small, agile, mobile robots (AMR’s) designed to work flexibly with human workers in a broad range of uncontrolled environments making them suitable for many market applications.”「一般的に従来の原材料取扱ロボットは、厳重に管理された屋内の作業環境の中で稼動する、固定機能を持ったFAと結び付けられてきた。我々のソリューションは非常に異なり、小型で機敏な移動ロボット(AMR)を複数、チームで利用する。制限のない多様な環境下で人間と共同作業ができるので、様々な市場向けに対応できる」

 AMRの描写を読んで思い出したのがこれ

2009年12 月17日

アイロボット元会長の新会社、CyPhy Worksに社名変更

 アイロボット元会長のヘレン・グレイナー氏が設立した新会社の最新情報。まずは、Droid WorksからCyPhy Worksに社名変更した。Mass High Techによると、 グーグルの携帯向け基本ソフト「アンドロイド」を搭載したモトローラの新しいスマートフォンの名前が「Droid」になったのが、グレイナー氏が社名を変えることにした理由のようだ。

 またこの記事によると、CyPhy(サイファイ)社は、橋や高速道路、ダムなどの公共インフラを点検するUAV(無人航空機)を開発しており、このほど商務省の米国標準技術局(NIST )から240万ドルの研究開発助成を受けた。ジョージア工科大学関連の組織と共同で開発を進めるようだが、これは同大学がUAVに関する特許を持っているからなのか?詳細は不明。 (グレイナー氏の母校は同大ではなくMIT。)

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