5 posts categorized "部品"

2010年4 月 1日

Neatoの発売延期は部品不足が原因

 今日のPARC ForumNeato Roboticsの事業開発担当副社長であるPatrick De Neale氏が講演した。

 同社の新掃除ロボット「XV-11」がその後、前触れも説明もなく静かに、夏に発売延期となったため、私はその理由が知りたかった。講演の中ではその点には全く触れられなかったのだが、質疑応答で私が尋ねたところ、「ある部品の供給不足」が原因で生産ができないとの答だった。商品を手に入れた人などが無断でソフトウエアをダウンロードすることを防ぐためにチップを暗号化する必要があるが、その暗号化プロセスを大規模で行うことができないのが理由のようだ。

Product box  右は同氏が会場に持ってきていた製品の箱。

 この講演の内容で、私が今まで知らなかったのは、この会社の出だしがスタンフォード大学のビジネス・プラン・コンテストであったこと。2005年のコンテストで獲得した25,000ドルで会社を興したらしい。先日インタビューしたCEOのMax Safai氏は、創業CEOが会社を離れてから、事業立て直しのために雇われた方だったので、そういった話を聞くことはできなかった。

 また、Neato社は独自のレーザレンジファインダが完成する前は、北陽電機のURG-04LXを使って実験していたそうだ。

 あと、試作品は充電器に戻るときに、トラックがバックするときのように「ビービービー」という音を発するのだが、「これはエンジニアの発想で、出荷される商品にはこの機能はない」との話だった。私はこの音がよいと思ったのだが。

Demo at PARC

(PARC Forumで講演終了後、掃除ロボットのデモがあった。) 

 


  

2010年1 月12日

VelodyneのLidar、中国や韓国で発売へ

 DARPAの無人ロボット車レース Urban Challengeで、優勝・入賞した車がみんな搭載していたVelodyneのLidar。新たにドイツ、中国、イスラエル、韓国、英国で販売されるという。Robotics Trendsより。日本では販売されているのでしょうか?

2010年1 月 7日

Ferropaper―微小ロボット用部品に

 Purdue大学がFerropaperという新しい技術について発表した。新聞紙やティッシュペーパーに、酸化鉄のナノ粒子と鉱油を混ぜ合わせた材料を染み込ませ、プラスチック・フィルムでコーティングする。Babak Ziaie教授らの研究。写真は同教授がFerropaperで作ったもの(折り紙のツルとはちょっと違うような?)を持っているところ。

Ziaie-ferro

 robots.netより。 
  

2009年4 月13日

ロボットを簡単にネットワークにつなぐ―Yoics

 ロボットをネットワークにつなげるといろいろとおもしろいことができそうだが、実際にそれを実現するのは素人には極めて難しい。アイロボットが結局、ConnectRを商品化できなかったのも、ここがネックだったからだろうと思う。

 それを簡単にしてあげましょう、というベンチャー企業が現れた。名前はYoics。社名は「Your Own Internet Connected Stuff」 の略だ。まだ社員4.5人という小さな会社だが、どんな電子機器でもYoicsのソフトを搭載すれば、瞬時にインターネットにつなげられるようになるという。すでにAstakなどがWebカメラ製品にこの技術を使い始めている。

 Palo Alto にあるYoicsに、創業者で社長兼CEOのRyo Koyama(小山良)氏を訪ねた。Ryoさんは実際、目の前でAstakが間もなく発売するという新しいWebカメラの新品を開封し、電源を入れてネットワークにつなげてくれた。パソコンのブラウザーを立ち上げ、Yoicsの専用サイトで新しいカメラを登録するだけ。1分もかからない。しかもYoicsのコードはたったの80-160K で(embeddedなら100K未満)、80-100キロバイトのRAMがあればOK。このカメラをそのまま私の自宅に持って帰って、うちのネットワークにつなげば、すぐに使える。

 カメラ(ロボット)を最初に登録するインターフェースは、Yoicsのサイトを利用してもよいし、自社専用のサイトを立ち上げてもよし。Yoicsのサイトを利用すれば、いろいろな会社の製品を一箇所でまとめて登録・管理できる利点がある。家族や友人・知人と共有することもできる。

 そしてカメラで撮影した画像を自動的にYouTubeに上げることも可能だ。Ryoさんは会社の前にセキュリティーカメラを設置して、カメラが何か動きを検知すると、自動的に撮影を開始し、YouTubeに映像を上げるようにした。Yoicsのチャンネルはここ。 iPhoneからもGmailからもカメラをコントロールできる。

 以下は、「日本のロボット・メーカーのみなさん、connectivityの部分は我々にお任せください!」と話すRyoさん。前にあるのがAstakの新しいWebカメラ。

YOICS Koyama

2009年3 月30日

ロボット用の新しい「目」を開発するGeneral Vision社

 日本でRoboThoughtという会社から新しい画像認識ボードが発売 になった。これに搭載されている「CogniMem」と呼ばれるニューラルネットワークチップを開発したGeneral Vision社のCEO、Guy Paillet氏と電話で話した。

 同氏は「ZISC という技術の発明者。現在はCogniMemを使って、ロボットの「目」となる安価なモジュールを開発しようとしている。目標は1個30ドル!!

 同氏の話の内容をGetRobo Premiumにまとめた。(GetRobo Premium にはパスワードが必要です。パスワードの必要な方は無料メーリングリストから登録してください。) 

 なお、CogniMemのチップの力量は以下のビデオで垣間見ることができる。