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9 posts from 2007年9 月

2007年9 月30日

ロボットミュージアムの一時休館について

 ロボットミュージアムin名古屋が9月末で一時休館となった。再開のメドはないという。米国ではこのニュースはどのように受け止められているのか。

 Engadgetの記者は本当に残念そう。Engadgetは昨年、この手の博物館の開館は「phenomenal(すばらしい!)」と絶賛していたので、今回は「So you can only imagine how incredibly crestfallen we were to hear that just after a year of entertaining and educating the robot loving hordes, the museum announced that it is shuttering permanently.(ロボット好きの群集を楽しませ、教育してくれたのはたった1年で、ミュージアムが永久的に閉鎖されると聞いて、どれだけ我々が意気消沈したか想像できるだろう)」と記している。閉鎖によって「One day we will all pay for this.(いつかみんなにツケがまわってくる)」とも。

 この記事の下のコメントにもあるが、実際に訪れた米国人に聞くと、「おもしろかったけれど、入館料がちょっと高かった」という話だった。

 LOVING THE MACHINEは「すばらしいミュージアムだった」としながら、「Gyrowalk's woes show how hard it is to transform robot dreams into profit-making reality. (ジャイロウォークの苦悩は、ロボットの夢を、利益を生み出す現実に転換するのがいかにむずかしいかを証明している)」と書いている。

 あとは通信社が記事を配信しているようだが、全体的にオープン時に多数の記事が出ていたのに比べて、一時休館はあまり報道されていない。 

 私は結局、行くチャンスがなかったのでとても残念。

2007年9 月27日

アイロボットの新製品2種―ConnectRとLooj

 今日から始まったDigitalLifeコンファレンスでアイロボット(iRobot )が家庭用ロボットの新製品2種を発表した。1つは同社のコリン・アングル最高経営責任者(CEO)が基調講演で「Boring(つまらない)が、非常に役立つ」と表現したという雨どい掃除ロボットの「Looj」(ルージュ)。すでに発売開始で、価格は100-170ドルだ。

 おもしろいのはもう一方の「ConnectR」(「コネクター」と読む)。ロボットのコンセプトは日本のテムザックのロボリアと似ている。ロボリアのように携帯電話で操作することはできないが、パソコンとネットで遠隔操作でき、留守中にペットや子供の様子をビデオで確認したり、会話ができる。私が「おもしろい」と感じる理由は2点。

<その1>アイロボットが家庭用ロボットの領域で掃除以外に手を出すのは初めて

<その2>日本でこの手のロボットが話題になりながら、たくさん売れているという話は聞かないので、もし米国で売れるような商品になったら参考になる

 アイロボットは年内に「ConnectR」を数量限定で一部の消費者に販売するパイロット・プログラムを立ち上げる。そこから得られるフィードバックを活かして2008年に本格発売する予定だ。だから今の「ConnectR」は一見、同社の掃除ロボット「ルンバ」にカメラがのっかった、という感じなのだが、最終商品は違った形になる可能性がある。Engadgetによると、家庭内の電子機器の制御機能を付ける話もあるようだ。パイロット・プログラムでの価格は199ドル、本格発売時は500ドル程度になるという。パイロット・プログラムへの参加希望者はここから登録できる。選ばれなければ参加できないが、私も早速登録したので、幸運にも選ばれれば、このブログで紹介したい。

 写真は「ConnectR」。「Looj」のビデオはGizmodoで見られる。

Irobot_connectr_with_dog_2

 

2007年9 月20日

アーバン・チャレンジに出場するスタンフォード大の車

 無人ロボット車が擬似的な市街地を駆け抜ける米国防省(DARPA)主催のレース、URBAN CHALLENGE(アーバン・チャレンジ)が徐々に近付いてきたが、今週開かれた Intel Developer Forum でスタンフォード大学のチームの出場車が披露された。インテルは同大学チームのスポンサーの1社だからだ。

Stanford_junior_by_erich_1

Stanford_junior_by_erich_2

 写真撮影はEBさん。Thank you so much!

 詳細はここで読めるが、ロボット車の名前は「Junior」で、土台は2006 Volkswagen Passat

 同大学のロボット車第1号「Stanley」は2年前のDARPA GRAND CHALLENGEで優勝したが、2年前の大会ではとにかく障害物を避ければよかったのに対し、今回は他の車に気をつけながら車線変更したり、交差点を通過したり、周りの状況をよりリアルタイムでより的確に把握しなければならない。

2007年9 月19日

WIREDのNextFest ルポ

Nextfest  WIRED NextFest 2007 の取材に行ってきました。記事は ROBOT WATCH に掲載されています。

 この記事にも書きましたが、今回はGoogle Lunar X PRIZE の発表が一番のニュースでした。実は私は、ROBO-ONE 宇宙大会のスポンサーとして、グーグルの共同創業者のラリー・ペイジ氏が適任ではないかと考え、ROBO-ONE関係者の方々にそのようにお話していたので、今回の発表では「先を越された」と思いました。

 早速、カーネギー・メロン大学のチームがコンテストに参加表明し、NextFestの会場でも「ぜひ参加したい」というチームに2組会いました。主催者たちは海外からの参加も積極的に募りたい考えのようですので、ぜひ日本からも参加チームが出てきますように。

2007年9 月10日

ソニーのRolly、発売へ

 ソニーが9月10日に発表した音楽プレーヤーの「Rolly」について米主要ブログが報じている。

 Gizmodoの見出しは「ソニーのRolly,日本で9月29日に発売―うっとうしいビデオ付き」。読者のコメントを読んでもプロモーション用ビデオの評判があまり高くないようだ。また、「small clone of the Miuro robot speaker(miuroの小型クローン)」に見えると書いてあるのは日本でも指摘されているとおり。Engadgetのほうとあわせ、どちらも読者のコメントは多数で、さすがに注目度は高い。コメントの内容は、かっこいい、欲しいといったポジティブなものと、なんでこんなものを、といったネガティブなものと半々といった感じ。

 AKIHABARA NEWS は「音は予想よりも良くて・・・・動きもすごくて・・・・でも1週間も見ていたら飽きそう」としている。

 Rolly