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8 posts from 2007年10 月

2007年10 月29日

ツクモロボット王国がGizmodoに登場

 秋葉原のツクモロボット王国Gizmodoで紹介された。「住所を教えてくれ」というコメントもあるし、海外からのお客さんが増えるかも。ただ、ハロー・キティー・ロボットの評価はあまりよろしくないよう。

2007年10 月28日

現地から速報-Urban Challenge

 Urban Challengeの予選が昨日から始まったが、現地に取材に行っているE.B.さんから写真が届いた。

 予選では35台のロボット車が1台ずつ、プロのレーサーが運転する複数の車に混じって、決められたルートを15回周るといった形式だという。角を曲がると急に道が細くなる場所でクラッシュが相次いだ模様。下の写真は踏み切りのようなゲートに衝突したTeam Jeffersonの車だ。

Crash  

 

 1回衝突したらアウトというわけではなく、いくつものテストをやり遂げて、総合点から決勝へ進む20台が決まる。発表は11月1日の木曜日。そして、決勝は全く白紙から。しかも今度は複数のロボット車がいっしょに走る。

 E.B.さんによると、一番スムーズにこなしているのがスタンフォード大学カーネギー・メロン大学の車だ。この両チームだけ、万が一の故障に備えて、車を2台ずつ用意しており、お金のかけ方も気合の入り方も他チームと一線を画する。上がカーネギー・メロン大学の車、下がスタンフォード大学の車。2台ずつ。

Carnegiemellon

Stanford

2007年10 月27日

新ロボット・ベンチャー、Willow Garage が誕生

 シリコンバレーで注目度満点の新ロボット・ベンチャーがデビューした。その名はWillow Garage(ウィロー・ガレージ)。

 同社の紹介ページから抜粋すると、

 Through generous private investment and philanthropy, Willow Garage has the resources to maintain a research lab of 60 people indefinitely. Our sponsors have charged us with developing autonomous artificial devices that operate in unconstrained environments without human intervention to perform specific tasks.

 (個人による豊富な出資と社会貢献的な観点から、ウィロー・ガレージは無期限に60人から成る研究所を維持できるだけの財源を持つ。我々は、人間による助けがなくても自由な環境で特定の作業を遂行できる自律型の人工機械を開発する任務を、出資者たちに課された。)

 同社のSteve Cousins(スティーブ・カズンズ)社長によると、「収益を上げられるようになるのは第2のゴール。第1のゴールは、ロボットの開発を通じて社会に大きなインパクトを与えるようになることだ」。ロボットの開発に携わる技術者にとっては「夢の城」(日本のロボット研究者)とも呼べなくない。

 同社が現在、取り組んでいるプロジェクトは3つ。家事や高齢者介護などで役立つパーソナル・ロボットと自律型無人ロボットカー、そして無人で1年間、航海できるロボット船の開発だ。

 パーソナル・ロボットについては、スタンフォード大学と共同で新たなソフトとハードのプラットホームを開発中で、200812月をメドに一般公開するという。ソフトはオープン・ソース、ハードの配布モデルはまだ決めていないが、「有償で提供してあまり使われないよりは、多数の人に利用してもらえるよう低価格でリース、ないしは無償提供したほうが良い」(カズンズ社長)といった考え方だ。

 下のビデオはハードウエアのプラットホームのベースとなる「PR1」。これにセンサーの数を増やすなど改良した「PR2」を来年12月に公開する。アームの下にバネが入っており、動きが滑らかで当たっても痛くない。重力補償によって、電源を切ってもアームはだら~と下に下がらない。

 ウィロー・ガレージのバックにいる出資者はだれか、マイクロソフトのプラットホームと比べてどうなのか。もっと知りたい読者はこちらのGetRobo Premiumの記事をどうぞ。

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 最新情報はこちら

2007年10 月21日

ニュースレター「GetRobo」2007年10月23日号

 ニュースレター「GetRobo」の最新号を配信しました。GetRobo Blog では書き切れない独自記事をニュースレターでまとめています。

 今号は、無人ロボット車が模擬市街地で擬似軍事ミッションを遂行するレース、Urban Challenge に参加するスタンフォード大学のSebastian Thrun教授インタビューと、RoboGamesの創設者であるDavid Calkins氏のお話、そして、コンピューターが人間を超える日=Singularity に関する話題です。

 これまらもニュースレターでは、米国の新しいロボット・ベンチャーの事業モデル、米国のみならず世界各国のキーパーソン・インタビューを予定しています。ニュースレターの配信をご希望の方は、getrobo2 アット gmail.com までご連絡ください。

2007年10 月 9日

ロボットカーに初乗車!

 Urban Challengeに出場するTeam AnnieWayの車に乗せてもらいました。ドイツから参加する4チームのうちの1つです。このチームはシリコンバレーでアパートを借り、車の最終調整をしています。

 場所はGoogleの本社に近い駐車場。機器の説明を受けた後に開発者のお2人といっしょに乗りました。運転席にも1人座っていますが、この日は変速装置が壊れていたため、ギアチェンジだけ手動で、あとは完全自動制御でした。最高時速は30km程度で、私の運転よりも加速が速い。普通の車に乗っているのとほとんど変わらない感覚でしたが、仮想の交差点で車がちょっと「考え込む」ようでした。止まってからじっとしている時間が数秒なのですが、動き出すまでの間合いが、本当に「考えている」という印象だったのです。

 日本では馴染みがありませんが、カリフォルニアでは信号機の代わりに四つ角にストップサインのある交差点があり、法律上はストップサインのあるラインに最初に着いた車が優先的に進めます。ただ、2-3台がほぼ同着となる場合も多く、人間同士だと手を上げたり、にこっとスマイルすることで誰が先に行くか決まります。ロボット車はそのようなことはできないので、今回のレースでは、こうした交差点で車がお互いどのように振る舞うかが一つの見所です。

Team AnnieWayのみなさん、ありがとうございます。

Teamannieway_010