Merry Christmas 2007
米国の高級デパート Neiman Marcus のテキサス州ダラス店が、クリスマス・ディスプレーでロボットを使っていることをrobots.netで知った。この記事によると、このロボットはファナック製!お父さんロボットとお母さんロボット、息子ロボットがクリスマス・ツリーの飾り付けをしている。
すっごく良いアイデアなのですが、日本でも産業用ロボットを使ったこういったウィンドー・ディスプレーは見られるのでしょうか。以下はYouTubeからビデオを借りました。
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米国の高級デパート Neiman Marcus のテキサス州ダラス店が、クリスマス・ディスプレーでロボットを使っていることをrobots.netで知った。この記事によると、このロボットはファナック製!お父さんロボットとお母さんロボット、息子ロボットがクリスマス・ツリーの飾り付けをしている。
すっごく良いアイデアなのですが、日本でも産業用ロボットを使ったこういったウィンドー・ディスプレーは見られるのでしょうか。以下はYouTubeからビデオを借りました。
「今年のロボット大賞」2007 記念シンポジウムでお話をさせていただく機会を頂戴しました。「米国のロボット最新事情」という題名でお話をしました。数年ぶりの日本での講演で、緊張し、最初のほうは声が震えて恥ずかしい思いをしました。また、その晩は「ああ言えばよかった」「もっとこう言えばよかった」という思いでいっぱいで、よく眠れませんでした。
ひとつ、どうしても気になることがあったので、ここに書き記します。講演後の質疑応答で「2足歩行ロボットについては日本のほうがアメリカよりも進んでいるように思えるのですが、どうでしょうか」というご質問をいただきました。私は、「そうですね。日本のほうが進んでいますね」と簡単にお答えしてしまいましたが、これには非常に後悔しています。
ロボットの技術開発で「日本とアメリカ(ないしは韓国)とどっちが進んでいるか」といった質問がよくありますが、2つの国を比較するのは「不可能」です。それぞれの国に、ある分野の技術開発に力を入れている企業や大学があり、「A社のこういった技術が他よりも進んでいる」といった言い方をしなければなりません。また今の時代、企業も大学人も国際化しており、2つの「国」を比較するのは「無意味」であり、また「有害」でさえあると思います。
企業が競争するのは大歓迎。その結果、消費者がより良い製品をより低価格で、より早く手に入れることができるようになるからです。各国は、こうした企業が気持ちよく競争できるような環境作りで協力しなければなりません。
また「2足歩行ロボットについては日本のほうがアメリカよりも進んでいるように思えるのですが、、、、、」といった言い回しから、質問された方の気持ちを想像すると、「あなたはなぜ日本よりも遅れているアメリカの2足歩行ロボットのプロジェクトについて今日話したのか」ということだったのかな、と後から考えました。
GetRoboは米国が日本よりも「進んでいる」から米国のロボット開発動向について報じているのではありません。また英文GetRoboについて、逆もしかりです。それぞれの国の研究者が異なったアプローチでロボット開発を進めており、その異なったアプローチを知っておくと、自分の研究・仕事を進めるうえで何かの役に立つのではないかと信じているから、それを報じているのです。
今回は講演の機会を頂戴し、たいへん光栄に思っています。ありがとうございます。私にとって、2007年のすばらしい締めくくりとなりました。
2008年も一生懸命、報道に努めます。読者のみなさま、来年もどうかよろしくお願い申し上げます。
米国生まれの恐竜型ロボット、プレオ(Pleo)が日本でも12月1日から先行予約販売が始まったという。
このロボットを開発したユーゴービー(UGOBE)社の研究所を訪問し、最高技術責任者(CTO)のJohn Sosoka氏をインタビューしました。記事は12月15日発売のロボコンマガジンNo.55に掲載されています。立ち読みコーナーで最初の1ページを読むことができます。
下は人工皮膚を取り除いた"裸"のプレオ。こうした写真がたくさん出ていますので、ご興味のある方はぜひロボコンマガジンをご覧ください。ビデオはSosoka氏がプレオと遊びながら機能を説明してくれているところ。
米国ではようやく先行予約した人々のところに商品が届き始め、レビュー記事があちこちに出ています。Gizmodoとかサンノゼ・マーキュリーとかRobotsRule.comとか。
ホンダが12月11日に発表した、複数で自律協調できるASIMOが各所で取り上げられている。
Loving the Machineはさすが、著者が東京在住だけに、ちゃんとホンダのショールームで撮ったビデオを掲載している。私もこれを見て感動した。
Gizmodoはいつものことだが、今回の成果をもとにロボットが人間を支配する日について予測している。このほか、Egadget、InfoWorld、The Register などなど。USA Today は 「Perhaps the most unsettling of all, the Asimo can analyze and predict the movement of real humans so that the robots don't get in the way.」(最も不安にさせられるのは、ASIMOが邪魔にならないよう、本当の人間の動きを分析して予測できるということだろう。)と書いている。日本では一般的に人間に「役立つ」と思われる技術が、どうしても米国ではいずれ人間の害になるのではないかと不安視される傾向にある。
ところで、ひと月前に、シリコンバレーにあるComputer History MuseumでASIMOのデモが行われた。ホンダの米国の研究子会社が運営する研究助成金制度 Honda Initiation Grant の10周年記念行事で、ASIMOが踊って、走って、階段を上り下りした。
参加者の多くがコンピューターの専門家だっただけに、デモ後の質疑応答ではASIMOがどれだけ「autonomous(自律している)」であるかに質問が集中した。Honda Research Institute USAの坂上義秋社長が壇上で、デモがpremappedであったこと、オペレーターがA地点からB地点へ動くよう命令を出しているが、その間はASIMOが自律して移動していることなどを説明したが、会場の人々には、デモが「staged(舞台用にあらかじめ仕組まれた)」ものとして受け止められたようだった。「ちょっとがっかり」といったコメントも聞かれた。
坂上社長はもともとASIMOの開発に携わっていた中心人物の一人なので、そのときにはすでに、自律協調できるASIMOが存在し、近く発表になることは知っていただろう。それに対して一言も触れないのがホンダ流なのか。下はASIMOと、会場からの質問に答える坂上社長。
早稲田大学の菅野重樹研究室が11月27日に発表した新型ヒューマノイドTWENDY-ONEが、米国の主要メディアに取り上げられている。
有力紙のワシントン・ポストがロイターの記事を掲載し、ブログ系ではEngadget、Gizmodo、Technovelgy.comが同じくロイターをネタ元にしている。
GetRoboは運良く東京に滞在中で、記者会見に出ることができた。記者会見は大掛かりだったが手順がよく、TWENDY-ONEのサイトは英文情報とビデオが豊富。最初から海外を意識しているのは明らかで、さすが。
TWENDY-ONEは「熱に弱い」(菅野教授)とのことで、デモが1回終わるたびに扇風機の前でお休みしていた。その姿がかわいかったのだが、残念ながら休憩中の写真は撮れなかった。記者でごった返していたのだ。
なお、TWENDY-ONEのサイトでもビデオが観られるが、GetRoboが撮ったビデオは英文GetRoboに掲載した。