自動芝刈りロボットをリコール
米国の消費者団体が「危険」であると指摘した自動芝刈りロボットについて最新情報。Gizmodoを通じ、消費者製品安全委員会(CPSC)が製品をリコールすると発表したことを知った。CPSCのプレスリリースはここ。
あの記事が出たのはひと月弱前。米国における、非営利の消費者団体の力を改めて思い知らされる。日本では「消費者庁」が創設されるということで、この手のことはいつも政府主導だが。
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米国の消費者団体が「危険」であると指摘した自動芝刈りロボットについて最新情報。Gizmodoを通じ、消費者製品安全委員会(CPSC)が製品をリコールすると発表したことを知った。CPSCのプレスリリースはここ。
あの記事が出たのはひと月弱前。米国における、非営利の消費者団体の力を改めて思い知らされる。日本では「消費者庁」が創設されるということで、この手のことはいつも政府主導だが。
サンフランシスコの少し北、バークレーにあるロボットのシンクタンク、Stupid Fun Club を訪問した。米国のコンピューターゲーム業界の神様的存在、Will Wright(ウィル・ライト)氏が2001年に設立したロボット開発のシンクタンクだ。Willow Garageもそうだが、米国では、ロボットとは直接関係のない世界で成功した資産家が、ロボットの開発に資金を投じる例がいくつもあるのだ。
Stupid Fun Clubはその名が示す通り、他ではちょっと見られない斬新な発想で、「ばかげて楽しい」ロボットの開発に取り組んでいる。
例えば、世界初の「猫でもプログラムできるロボット」の「Copycat」(下に動画)がそのひとつ。猫がロボットとたわむれるとその動きをロボットが記憶し、ネットワークにつながった他のCopycatも真似できるようになる。「世間ではロボットはプログラムするのが難しいと考えられているが、それじゃ、猫や犬でもプログラムできるロボットを開発してみようじゃないか、というのが出だしの発想」と、このロボットの開発者で、Stupid Fun ClubのマネジャーであるMike Winter氏は説明する。猫じゃなくても、人間だって、こうやって簡単に動きをロボットに覚えさせることができれば、役立つ場面は多々ありそうだ。
開発したロボットを街に連れ出して、人々の反応を観察することもStupid Fun Clubの活動の一部だ。YouTubeのこのチャンネルでその様子を見ることができる。「日本にもロボットを持ち込んで、反応の日米比較をしたらおもしろいだろうな。日本のリアリティー番組にうちのロボットを出演させるなんてどうだろうか」と言うウィンター氏。
Stupid Fun Clubが現在開発中の新しい「抱擁ロボット」など、このシンクタンクについてもっと知りたい方はGetRobo Premiumの記事をどうぞ。(GetRobo Premiumはパスワードが必要です。パスワードの送付を希望する方はこちらの無料メーリングリストで登録してください。)
ROBOTS.NETによると、ピッツバーグにあるCarnegie Science Centerが2009年春に「全米最大」のロボット展示会を開催する計画だ。4月9日(明日)に発表するという。
今週はピッツバーグでROBO Businessが開かれているから、いろいろな発表があるようだ。私は残念ながら、今回は現地には取材に行けないのだが。
今年1月に自動芝刈りロボットの話を書いたが、米国の非営利の消費者団体が発行する月刊誌「Consumer Reports」の最新号に、LawnBott LB3200 Evolutionという製品は「Not Acceptable(容認できない)」とする製品評価記事が出ている。何かの拍子で誤って傾いたときに、傾いた角度が小さいと刃の回転が止まらず、子供やペットを巻き込む可能性が高く、危険であるという。同誌は消費者製品安全委員会にもこの件を報告したそうだ。
このConsumer Reports誌、実は米国で多大な影響力を持っている。出版元のサイトによると、紙の月刊誌の購読者数だけでも400万人(私もその1人)。自動車から家電製品、消費財まで広範囲に、しかも大掛かりな製品評価を実施し、大量の情報を提供している。他社の広告をいっさい載せず、使用試験はメーカーから製品の提供を受けるのではなく、すべて通常の消費者を装って製品を購入することで、独立性を保っている。
Robot Stock Newsが指摘するように、ハイテク製品に関するConsumer Reportsの評価については意見が分れる所だが、今後、家庭用ロボットの米国における商品化を考えている会社があれば、同誌の存在を無視することはできない。
(この項、ここに追加情報。)
4月後半に南カリフォルニアで開かれるトヨタグランプリのレース場で、Urban Challegeに出場した無人ロボット車が3台、自律走行ぶりを披露するという。craveやBotJunkieなどが報じている。
出場するのはUrban Challengeで優勝したカーネギー・メロン大学とスタンフォード大学のロボット車、そして、制限時間の6時間以内にコースを完走したものの、惜しくも4番目で(記事訂正:2008年4月8日、理由:コメント欄参照)賞金を逃した、ペンシルベニア大学とリーハイ大学の車「Ben」。なぜ、3位だったバージニア工科大学の「VictorTango」ではなく、入賞しなかった「Ben」が今回、出場するのか。
それはBenがトヨタのプリウスを土台にしているからに違いない。Urban Challengeを完走したロボット車の中で、日本車を使っていたのはBenだけだった。以下、Benの写真をチームのサイトからお借りする。
でもこの記事によると、グランプリの主催者は当初、これを「Robotic Grand Prix」と呼んで大々的に宣伝していたのに、カーネギーメロン大学とスタンフォード大学から苦情が入り、かなりトーンダウンした模様。両チームの間にはいろいろと歴史的な競り合いがあるので、ここでまた勝ち負けについてあーだこーだ言われてはたまらない、となったのだろう。記事によると、3台がいっしょにトラックを走るわけではなく、1台ずつが最高でも時速50km程度で1周だけ走るようだ。タイムは競わない。
不思議なことに、現時点で、トヨタグランプリのサイトからはこの「レース」に関する情報が消えている。だれかがプレスリリースを書き直しているからなのか?