長く休んでしまいました。今日から復帰します。休み中にロボコンマガジンNo.58に月面探査ロボットの競技会「Google Lunar X PRIZE」に関する記事が出ました。記事の一部を立ち読みコーナーで見ることができます。
この記事を書き終えた時点では、参加に名乗りを挙げているチームは10チームありましたが、その後、4チームが新たに参加表明する一方、1チームが抜け落ちました。ですので、参加チーム数は今日現在で13です。新規に参加したチームの一つは「ミステリー・チーム」という名前で、国籍が米国であるという点以外はほとんど正体が明かされていません。徐々に姿を現して行くということで、話題作りが目的であるのは間違いありません。
一方、参加を取り下げたのは、「南カリフォルニア・セレネ・グループ」。このチームのリーダーは米国における宇宙開発分野の大御所であるハロルド・ローゼン氏で、「宇宙開発はもっとシンプルであるべきだ」という同氏の信念に基づき斬新な探査機が計画されていたので、個人的にはたいへん残念です。
このチームのブログによると、ローゼン氏らは「宇宙の商業化」というX PRIZE財団の"真の目的"に賛同できないのが辞退の理由としています。
今回取材した「FREDNET」というチームは、世界中の技術者がインターネットを通じて協力する「オープンソース」方式で探査機を開発しようとしています。「日本のエンジニアにもぜひ参加して欲しい」と話していました。下の写真はFREDNETのプロトタイプです。300ドルで作ったという、まだ宇宙で通用するというものではありませんでしたが、これから世界の英知を結集してどんなロボットが出来上がるか楽しみです。