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2008年11 月12日

キーポンの開発者、小嶋氏に聞く

 ぬいぐるみ型ロボット「キーポン」の 商品化のニュースは米国でも大きな反響を呼びました。そして、「なぜこのロボットが3万ドルもするのか」や「このロボットでどんな研究が行われているのか」といった読者の声が聞かれました。こうした疑問に答えるため、開発者の小嶋秀樹氏をインタビューしました。

 小嶋氏はキーポンと自閉症児のインタラクションを観察することで、自閉症の本質について新しい考え方を打ち出そうとしています。自閉症児にとって人間の複雑な動きは「情報の洪水」となり、その中から「必要な」意味を抽出できないのではないか。そして、自閉症児と定型発達児(健常児)の隔たりは、ロボットと人間の隔たりに似ているので、自閉症児の情報処理のモデルを学べば、人間とコミュニケーションのできるロボットの開発に役立つのではないか、という話には深く考えさせられました。また、ロボットを使った「コミュニケーションケア」の活動と、これまでに開発した部品を無償公開し、広く世界の人に使ったもらおうという「ClayBot」プロジェクトの話には感銘を受けました。

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