CMUのWhittaker教授インタビュー、Xプライズに向けて
今週のRobots Podcastはカーネギー・メロン大学のRed Whittaker教授のインタビュー。同教授はUrban Challengeで優勝したことなどで有名。
インタビュー前半はフィールド・ロボティクスに関する一般的な話で新味はないが、後半にGoogle Lunar X PRIZEへの参加について語っている部分がおもしろい。同教授らはこのコンペに勝ち、その成果を事業化するため、Astrobotic Technologyという会社を設立している。久しぶりにこの会社のサイトを見たら、打ち上げ目標が「2010年5月」になっていた。
開発中のロボットの名前はRed Rover。今回のインタビューの中で興味深かった点をいくつか挙げると、
「現在、Red Roverの3つ目のプロトタイプの開発に取り組んでいる。過去のプロトタイプ2機の開発を通じて学んだことは大きく2つ。第1に、ロボットのデザインは月面の温度条件によって支配されるということ。オーブンの中にいるように熱いので、冷却システムの改善が必要だ。」
「第2に、打ち上げのためにロボットを小型化しなければならない。このため電源と制御用コンピューター、カメラ、通信システム、温度管理システムまで、すべてロボットと、ロボットを月面に着陸させるランダーとが共有しなければならない。」
「次のステップは、遠隔操作を可能にし、ロボットを砂漠に置いて、実験室からコントロールできるようにしたい。さらに、これまでのプロトタイプは市販のコンピューターや部品を使っているが、実際に宇宙環境に耐えられるコンポーネントを導入して行く。また、ロボットの小型化、軽量化を進めながら、ソフトウェアの信頼性を高めることも今夏の課題だ。」
昨年10月時点での映像だが、Red Roverのプロトタイプは以下のビデオで見られる。
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