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11 posts from 2009年9 月

2009年9 月25日

タコを模倣した柔らかいロボット

 WIREDの記事を通じて、タコの生態を真似した柔らかいロボットを開発しようというOctupus Projectなるものがあることを知った。参加しているのは、イタリアとイスラエル、スイス、英国の大学と研究機関。

 プロジェクトの公式サイトから抜粋すると、

 OCTOPUS aims at investigating and understanding the principles that give rise to the octopus sensory-motor capabilities and at incorporating them in new design approaches and technologies for building physically embodied, soft-bodied, hyper-redundant, dextrous artefacts.

OCTOPUSプロジェクトは、タコの感覚運動能力を調査・理解し、それを使って柔軟で超冗長、器用な人工物を作るための新しいデザイン・技術として応用することを目指す。

The OCTOPUS IP is not focused only on the study and imitation of one octopus arm, but on the study of the whole octopus body and how its eight arms are coordinated in manipulation and locomotion tasks.

プロジェクトは一本のタコの足を研究し模倣するのではなく、タコの体全体を研究し、8本の足がいかにコーディネートされてマニピュレーションやロコモーションを実現しているのかを調べる。

The new technologies expected to result from the IP concern actuation (soft actuators), sensing (distributed flexible tactile sensors), control and robot architectures (distributed control, coordination of many dof), materials (variable stiffness), mechanisms (soft-bodied hydrostat structures), kinematics models. The final robotic octopus prototype will be capable of locomotion on different substrates, of squeezing into small apertures, of dextrous manipulation by coordinating the eight arms, of anchoring in order to exert forces on external environment; of controlling a flexible structure with virtually infinite DOFs.

研究成果として期待されるのは、柔らかいアクチュエータ、分散型でフレキシブルな触覚センサー、多自由度のロボットの新しいアーキテクチャなど。最終的なタコ・ロボットのプロトタイプは、様々な種類の基板上における移動を可能とし、小さな隙間に入り込んだり、8本のアームで巧みにマニピュレートしたり、外部環境に何らかの力を加えるために自身を固定したり、無数の自由度を持つ柔軟な構造を制御できるようになる。

 YouTubeにビデオが上がっているが、これは研究対象となっている本物のタコでした。

2009年9 月16日

フランスのヒューマノイド開発プロジェクト―Romeo(ロミオ)

 フランスの産学官共同でヒューマノイドを開発しようという「プロジェクト・ロミオ」の責任者を電話でインタビューしました。記事はロボット・ウォッチに掲載されました。

 プロジェクトを率いているのはフランスのロボット・ベンチャー、アルデバラン・ロボティクスという会社です。二足歩行型ロボットの「Nao(ナオ)」を開発・販売しています。2年前に、ロボカップで「AIBO後継機」に選ばれたロボットです。

 もともと私は昨年11月のRobo Development会議で初めてNaoを見るチャンスがあり、その時に「もっと大きなロボットは作らないのか」と関係者に聞いたところ、「実は人間大を開発している」という話を聞きました。それ以来、ずっと同社にアプローチを続け、ようやく実現したインタビューです。

RG_Nao

 2011年末までにこれだけのロボットを開発するのは、インタビューしたジェラン氏(写真)自身も認めるほど「ambitious(野心的)」。でも、(別の国のプロジェクトですが)「REEM-A」はたったの3年で開発され、後継機の「REEM-B」はその後1年足らずで完成、という話もあるので、不可能ではないのでしょう(か?)。

 2011年にはぜひロミオを見に行きたいです。

   

2009年9 月15日

フェンスを飛び越えるロボット

 プレスリリースはここ

2009年9 月 9日

Heartland RoboticsがアマゾンCEOからの出資を正式発表

 先日の件Heartland Robotics社が正式発表した模様だ。会社のサイトにはプレスリリースは上がっていないのだが、Mass High Techなどが報じている。それによると、ベゾス氏は同社に対して今回が初めての投資ではなく、すでに初期ラウンドでもお金を出していたようだ。またこの記事によると、 同氏は株式公開前のアイロボットにも出資していたらしい。  

ダイエット支援ロボット「Autom」

 以前、ここでちょっと書いた、MITのスピンオフでダイエット支援ロボットの「Autom」(アトムならぬオートム)を開発するIntuitive Automata社。ロボットのデザインがコンパクトに改良された。発売時期はまだ明らかになっていない。

Introducing Autom™ from Erica Young on Vimeo.