[FIRST 2010] FIRSTの加州責任者と会う
FIRSTのCalifornia Regional DirectorであるJim Beck氏に会った。同氏は、FIRSTのシリコンバレー地区予選の会場ともなるサンノゼ州立大学で33年間、教授職、運営管理職を務めた後に退官し、その間巡り合ったFIRSTの仕事に現在はフルタイムで取り組んでいる。
同氏によると、今年は加州の中でFIRST地区予選に参加するのは153チーム。全国では1810チーム。各地区予選で、Chairman's Awardなど6つの賞を受賞したチームが決勝大会へ進める。各チームはどこの地区予選に出てもいくつの予選に出てもOKで、例えばシリコンバレー地区予選は土地柄、激戦となるため、決勝に出る確率を高めたいチームは(予算があれば)他の地区予選に遠征する。
また、過去に決勝大会でChairman's Award(トップの賞=「優勝」に値する)を受賞したチームは、今年の成績の良し悪しに関わらず、必ず決勝大会に参加できる。シリコンバレー地区からだと、私立の進学校、ベラルミン高校が2004年にこの賞を受賞しており、毎年決勝に参加する。今年は第20回なので、過去に優勝した19チームが参加したければ参加できるのだ。
さらに、FIRSTのシーズンが始まる10月にはくじ引きがあり、くじ引きにあたった学校は予選がどうであれ、決勝に参加できる。だれにでも平等のチャンスを与えるという意味では、米国政府が毎年、グリーンカード(外国人永住権)の抽選をやるのと似ており、「アメリカらしい」。(それとも、日本でもくじ引きで参加を決めているような競技会があれば、コメント欄等で教えてください。)最終的に決勝大会に参加できるのは340チームだ。
Beck氏の紹介で、もう1チーム、取材させてもらえることになった。Team 668、Pioneer高校とLos Gatos高校の合体チームだ。Pioneer高校は通常の授業の中にもロボットを組み込む工夫をしているようで、取材させてもらえるのが楽しみだ。