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16 posts from 2010年8 月

2010年8 月25日

ロンドンのデザイン祭で産業用ロボットの作品

 9月18-26日にロンドンで開かれるLondon Design Festivalで、「OUTRACE」という作品の展示が行われる。ドイツIngolstadtにあるAudiの工場から「現役の」ロボット8台を借りてきて、トラファルガー広場に設置。現地を訪れる観光客だけでなく、世界中の人々がOUTRACEのサイトを通じて、テキストメッセージを書き込めば、ロボットがそれを宙に書くというもの。 アームの先端にLEDがついており、光のトレースをカメラで録画してウエブにアップロードするとプレスリリースに書いてある

 Clemens Weisshaar and Reed Kramの作品。写真をウエブサイトから拝借。

KRAM_WEISSHAAR_LDF_AUDI_TRAFALGARSQUARE_10

 Co.Designによると、この作品はデザイナーとソフト開発者、ロボット技術者、金属加工職人などの協力で完成したという。 
  

2010年8 月20日

Willow GarageのPR2の販売価格について

 8月19日に、Willow GarageがPR2の販売を始めるという話を書きました。その記事に対し、同社のDirector of Business Development, Asia である大山彰久氏からコメントをいただきました。

 以下、同氏のコメントをコピーします。

 「ロボットのプロであれば、10万ドルで、PR2が創れないことは、多くの方々は十分に分かっているのではないのでしょうか?「無償提供に応募したのは落ちたが、100,000ドルで売るから買わないかと言われた」のような事実は本当にあったのでしょうか?
誠意をもってPR2やROSの普及を進めているWG社社員にとって、不確実な情報をもとに、多くの方々を混乱させる不正確なコメントは、甚だ遺憾に感じます。
価格に関しては、メールでのご連絡への対応か、9月以降に予定されている正式発表の際、正確にわかるはずです。」

 GetRoboが何か話を捏造しているのでないかと思われては、ジャーナリストとして活動を続けるうえで致命傷ですので、ここで読者の方々にご説明申し上げます。

 大山氏からコメントをいただいた後、私は「100,000ドル」という価格の提示を受けたという取材先に、この話を再度確認しました。そのとおりだという話をコンファームすることができました。Willow Garageの「staffer(スタッフまたは従業員の意味)」から、たしかに電話で、研究を進めるうえでPR2を購入しないかという話を持ちかけられた際に提示された価格だそうです。この取材先は米国人で、PR2 Beta Programに応募したけれど落選したあるグループの責任者です。 その方は、やり取りしたWillow Garageのstafferが面倒に巻き込まれるのが心配なので、この件は匿名のままでいたいとしています。

 現在、Willow Garage社に対しては、もしこの内容を否定するのであれば、英文の正式なステートメントをください、とお願いしています。英文でステートメントが必要なのは、同社が米国の会社であり、この件を日本語でうやむやにしてはいけないと私が感じているためと、私の取材先は日本語が読めないという2つの理由からです。同社からは社内確認に時間がかかるので、来週になるとのお返事をいただきました。ステートメントをいただきしだい、またこの記事をアップデートします。

 今回の件で私が反省しているのは、PR2の発売が発表になった際、最初の記事を書く前に、価格について同社に問い合わせをしなかったことです。問い合わせをするべきでした。それでも、100,000ドルという価格の提示を受けたグループがあることは書いたと思いますが、それに対してWillow Garage社が否定していることを記事に加えることができました。そして、そうするべきでした。

 最初に書きましたとおり、PR2の発売については来月、正式な発表があります。そのときにオフィシャルな価格が明らかになるでしょう。

 GetRoboはこれからも誠心誠意、足で稼ぐ取材、執筆に努めます。

 (2010年9月7日追記:本日、PR2の販売価格の正式発表がありました。結局、この件について、同社から英文ステートメントはいただけなかったことをご報告申し上げます。)

 

2010年8 月19日

植樹ロボット-コンセプト

 Anna-Karin Bergkvist というデザイナーの考案した植樹ロボット。

Treeplantingrobot01 

 YANKO DESIGN via Robot Living

Willow GarageがPR2を発売へ

 Willow GarageがPR2を発売するという。来月、正式発表する。

 つい先日会った人が「無償提供に応募したのは落ちたが、100,000ドルで売るから買わないかと言われた」と言っていたが、本当だったんだ!でも正式発表時にその価格になるのかは不明。 

 8月21日追記:こちらに最新情報があります。

2010年8 月17日

Precise Path Roboticsの芝刈りロボットRG3

 自走式の芝刈り機「RG3」を開発するPrecise Path Roboticsというベンチャー企業が450万ドル(約4億円)を資金調達したという。TechCrunchを通じて知った。

 まずはこのロボットが働いている姿を見てみましょう。真っ暗闇でも仕事をこなすことができるようです。 

 こっちのビデオでは、ゴルフ場関係者が、このロボットを使うメリットについて語っている。米国ではゴルフ場のグリーンの芝刈りに年間10億ドル以上が費やされているという。「人件費が上昇していて、予算の50-65%に達する」「毎日、仕事にきてくれる」「同じようにちゃんと芝を刈ってくれる」、ゆえに「perfect job for a robot(ロボットにとっては最適の仕事)」という結論だ。

 Rg3_1 インディアナ州にあるこの会社の歴史を見ると、もとはDARPAの無人ロボット車レース「グランド・チャレンジ」に参加、その際に培った技術を活用し、またゴルフ場や芝関係の専門家のアドバイスをもらいながら製品開発したようだ。GPSの10分の1のコストのLocal Positioning System(LPS)を用いる。ただし、グリーンの周りに、いちいち4つの標識を立てないといけない。これらの標識と、超音波&赤外線通信技術を組み合わせて、位置が正確に分かると書いてある。

 この記事によると、ロボットの価格は約3万ドル。