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12 posts from 2010年9 月

2010年9 月29日

アイロボットが新ナビゲーション法の特許を取得

 掃除ロボットルンバを販売するアイロボットが、新しいナビゲーション・システムに関連した特許を取得していた。Robot Stock Newsの特ダネ。

 システムの名前は「 Celestial Navigation System for an Autonomous Robot」。「Celestial」とは「天体の」という意味で、各部屋に置いたエミッターが赤外線などの信号を部屋の天井や壁にぶつけて、そこからはねかえってきた信号をロボットが検出・処理することで部屋のどこにいるのかを判断するようだ。ロボットは部屋のマップも構築する。

 Evolution Roboticsの床掃除ロボットMintが使っている NorthStarの技術に似ている。

 Neato Roboticsの掃除ロボットXV-11が出てきたこともあり、アイロボットはルンバの改良に努めているのは間違いない。でも記事が指摘しているように、この特許が最初に申請されたのは2004年にさかのぼり、やや古い。2005年、2009年に申請がアップデートされ、今年の4月に公開されたとある。詳しい内容に関心のある読者には、ここに特許がある。  

 エミッターを各部屋に置くのには消費者が抵抗を示すかもしれない。しかし将来、もし複数のロボットが同じ信号を使えるとなれば、いいかも。そうすれば、各ロボットにレーザレンジファインダを搭載する必要がない。

2010年9 月27日

RuBot Ⅱがルービックキューブの世界記録更新

 アイルランドのMECHATRONSという会社が開発したルービックキューブを解くロボット、RuBot II。このほどロボットとしてキューブを解くスピードの(自己?)世界最高記録 を更新したという。

 これまでの自己最高記録は64秒だったのを、37.5秒に縮めた。以下のビデオでは、観客が好きなようにキューブを50回回転させ、それをロボットに解かせる様子が映っている。ロボットは最初の17-18秒間、キューブを観察して考えている。同社のサイトを見て知ったのだが、人間の世界最高記録はなんと、7秒強。競技の仕方は分からないが、これは考えている時間を含めないのか?

 いずれにしろ、人間は指が10本あるので、指の数が少ないロボットでは太刀打ちできない、とRuBotの製作者は話している。ロボットのルックスによって、このショーも雰囲気が変わるだろうな~。

 Robot Livingより。

SMAVNET-アリの群集機能を利用した小型飛行機

 スイスEPFLのSMAVNETプロジェクト。被災地で迅速に通信網を構築するために利用できるようにするのが研究目的という。ビデオは映像と音楽が美しい。

 Make:より。  

2010年9 月24日

「米国の中小工場向けはロボットの大市場」とブルックス教授

 9月20日にRobot ReportがMIT元教授のロドニー・ブルックス氏に話を聞いたとのことで、記事をアップしている。

 同氏が設立したロボット・ベンチャー、Heartland Roboticsの詳細が分かるかな、と期待したが、内容は一般的なロボット業界の動向についてだった。残念。

 でもこの記事の中でおもしろかったのは、3段落目。

「Brooks cited the breadth of the American marketplace: that there are 300,000 small to medium-sized (less than 500 employees) non-auto-industry factories in America... almost none of which use robots, thus a very large marketplace.」

 訳すと、「ブルックスは米国の製造業関連市場の幅の広さに言及した。米国には従業員数が500人以下の中、小規模の工場が、自動車製造業を除いて30万ある。これらはほとんどすべてがまだロボットを利用していないので、(ロボットにとって)大きな潜在的市場である。」 Heartland Robotics はこの市場に向けたロボットを開発しているということだろう。

 Adept Technologyもこうした市場を狙っているみたいだし、ヘルスケア分野と同様に「旬」なのかな。 

2010年9 月22日

CMUのスピンオフ、Interbots社

 カーネギー・メロン大学(CMU)からスピンオフしたInterbotsという会社があることを初めて知った。この記事によると、自閉症児の治療に同社のロボット玩具「Popchilla」が使われるようになったという。Popchillaの動画をYouTubeで見つけた。



  PopchillaとiPhoneを使った日本語学習システムのビデオもあった。(バックの音楽が、よく高層ビルの上のほうにある和食レストランで流れているようなやつ。)



 会社の歴史を見ると、2005年の設立でそんなに新しくない。CMU&ロボットを活用した自閉症研究といえば、Keeponだが、、、、。