日本のアスリート・ロボット、世界を駆け巡る
東京大学の國吉・原田研究室で開発された筋骨格アスリート・ロボットの話がたくさんのところで取り上げられている。
これは同研究室で博士号を取得した後、つい最近MITのRobot Locomotion Groupの研究員になった新山龍馬氏が、Humanoids 2010 で発表した成果。IEEE SpectrumのErico Guizzo氏が取材に来ていて、真っ先にAutomatonで記事にした。(「アスリート・ロボット、人間のように走ることを学ぶ」というタイトル)
それを各所がみるみるピックアップ。BotJunkie (「アスリートロボット、あなたのように走りころぶ」)、Plastic Pals(「アスリート・ロボットは日本のPETMANになるか?」というコメントが)、WIREDの英語と日本語。このほか、Gizmodo(「いつの日かこのロボットがだれよりも速く走れるようになる」)、Fast Companyとか、CNETとか数え切れず。
ロボットの足はOtto Bock Ossur製(12月16日、新山氏から連絡があり訂正)の弾力のある特殊な義足。新山氏によると、研究の動機は、機械を人間と同じような走り方(筋肉&弾力)で走らせるとどうなるか、ということだった。
今のところ、5歩で倒れてしまうが、実はまだ何もバランスの制御をしていないのだという。フィードバックができるようになれば、もっと長く走れる可能性が高い。そしていずれは走って飛べる、さらにいろいろな動きをつなげられる( 幅跳び、ハードル)ような「万能・脚ロボット」を作りたいのだそうだ。
ところで、いみじくもPlastic Palsが「日本のPETMAN?」と書いているが、会議で基調講演したBoston DynamicsのMarc Raibert社長は、講演の中で、今後「チーターのように走れるロボットの開発に取り組む」と語っていた。(はいはい、すみません、いずれ講演の内容をテープ起こしします。もうしばらくお待ちください。)新山氏がMITにいる間に、こうした研究にもかかわっていくのかな、なんて考えた。
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