米国人記者によるロボットスーツ「HAL」の体験リポート
CES@ラスベガスの取材に行っていた、BotJunkieのEvan Ackermanさんが現地で、日本のCYBERDYNEのロボットスーツ「HAL」を試着し、体験リポートを書いた。下肢用onlyだが、少なくとも私は、記者によるHAL体験記を読むのは初めてのように思う。Evanさんは「米国人として初めてトライ」という言い方をしている。
まずは動画をどうぞ。動画はIEEE Spectrumの記者が撮ったもので、ブログAutomatonにも記事が出ている。
Evanさんの体験記で私がへ~と思った点をピックアップすると:
☆足の腿とかにセンサーをつけるのは、女性が試着するなら、女性の説明員がぜったい必要。この記事みたいにその場でズボンをおろして~なんてぜったいできない。
☆今回、使われたのはCYBERDYNEが「現在製造している一番大きなサイズ」(同社Sales Operation Dept. Manager の久野孝稔氏)だったというが、それでもEvanさんには靴のサイズが小さすぎたとのこと。足指を曲げてはいたと書いてある。
☆トライアルは10分間程度だったというが、それでも脱いだ直後はうまく立てなかったという点。記事中、CYBERDYNEの久野氏はそれがノーマルな反応である言っているが、そんなわずかな時間でも筋肉がHALに頼り切っちゃって、動くのを忘れちゃうのですね。これは実際に使用する人は気をつけないと、使用後に転倒してしまう。
☆約1,500ドル/月のレンタル料について。Evanさんは「驚くほどリーズナブル」ととらえている。記事末のコメント欄を読むと、「高すぎ」という人と、「これで歩けるようになるのであれば高くない」という人とに分かれる。
Evanさんは総じて好意的な使用感を持ったようだ。記事から抜粋すると、「After a few trips up and down the stairs and some more walking around, I'm feeling totally comfortable in HAL. The suit supports its own weight, so it effectively weighs nothing when you have it on, and when you stop trying to walk with your legs and let the suit move them for you, the entire experience becomes virtually seamless.(幾度か階段を上ったり下りたり、歩き回ったら、使い心地がすっかりよくなった。スーツがそれ自身の重さを支えているので、装着している間は全く重さを感じない。自分の足で歩くことをやめて、スーツに任せると、全体として事実上、シームレスな感覚を味わえる。)」
実は私も現地で試着させてもらえる予定だったが、わけあって出張をキャンセルしなければならなかった。とても残念。
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