米軍の無人偵察機「グローバル・ホーク」が被災地を撮影
米軍の無人偵察機「Global Hawk」が東京電力福島第1原発の原子炉建屋内部を撮影する予定だとの報道が日本であったが、実際に無人機による被災地の上空からの撮影が行われたようだ。
米軍の機関紙、Stars and Stripesによると、グアムにあるアンダーセン米空軍基地の「RQ-4 Global Hawk」が東日本巨大地震の被災地上空の撮影を実施。同機が基地に戻ってくるところの写真がStars and Stripesに掲載されている。撮影画像が今後、救援作業、そして長期の復興作業に役立つだろう、との空軍のコメントが出ている。
ただし、原発の撮影を行ったのかどうかについてはいっさいこの記事では触れていない。
米空軍のサイトに掲載してあるGlobal Hawkに関するファクト・シートによると、この無人機は遠隔地にいる3人によって操縦される。「LRE パイロット」と「MCE パイロット」、そして「sensor operator」の3人だ。「LRE」とか「MCE」って何だろうと思って検索したら、どうもGlobal Hawk特有の名称らしい。
この資料によると、「LRE」は「Lauch and Recovery Element」の略で、無人機の離陸からターゲット地点までの飛行を担当するパイロットを指しているようだ。目的地に到着したら、 MCE (Mission Control Element)パイロットに操縦を引き継ぐ。MCEパイロットはセンサー類の操作やモニタリングを行う「センサー・オペレーター」とペアになってミッションを遂行する。
機体の名前「RQ-4」の「R」は「reconnaissance(偵察)」の意味で、「Q」は無人航空機を指す。「4」はシリーズ番号。RQ-4A(主翼幅35.3m、価格3760万ドル)とRQ-4B(同39.8m、5500万-8100万ドル)があり、今回飛んだものがどちらかは不明だが、この記事によると昨年9月にグアムに配置されたようだ。
以下はグローバル・ホークがグアム基地に到着したときの映像。ホーク(鷹)というよりは、黒いクジラのよう。
昨年10月にカリフォルニアで行われた公開視察でグローバル・ホークを実際に見た記者さんのルポがここにある。
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