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8 posts from 2011年4 月
2011年4 月27日
原発災害ロボットの第一人者、Red Whittaker教授をインタビュー
カーネギー・メロン大学(CMU)のRed Whittaker教授をインタビューしました(写真はCMU提供)。記事はWall Street Journal日本版をご覧ください。
実は先日、ロボコンマガジン2011年5月号でGoogle Lunar X PRIZEの記事を書くのに、同教授に取材を申し込みました。地震が起きる前のことです。でも結局、音沙汰なしで、代わりに、同教授と共同で大会参加のための会社を設立した社長さんにお話をうかがいました。
そういった経緯があるので、今回も駄目モトで取材を申し込んだところ、即座にお返事をもらいました。それだけ原発災害ロボットには熱い思い入れがあるのだと思います。
また今回、ロボットとは関係ありませんが、前々から質問したかったことも聞くことができました。同教授の本名はWhilliam さんですが、世界ではRed Whittakerとして有名。このRedという名前はどこから来たのか?「子供のころ赤毛だったから」だそうです。それで、本名よりもRedのほうが自分にしっくりくるからと、今は小切手の署名などもRedだそうです。で、記事中もRedのほうが好ましいということでしたので、そうしました。
直接お話を聞く機会があるのは今回が2度め。1度目は無人ロボット車のレース、アーバン・チャレンジの時でした。そのときの記事はここにあります。
2011年4 月21日
ABBの新しい双腕ロボット「FRIDA」
世の中は災害ロボットの話で持ちきりだが、ほかにもロボット関連のニュースがいろいろ流れている。
スイスに本社を置く産業用ロボット・メーカーのABBが新しい双腕ロボット「FRIDA」を発表した。まだコンセプト段階だが、狙っている市場は川田工業の「NEXTAGE」と同じ。人間と隣り合わせで働いても危険ではない製造業向けのロボット。
また、見た目は「お好み焼きロボット」を思い出すが、下の写真で分かるように、軽くて持ち運びできるのが特徴だ。
Heartland Roboticsの件もあるし、なんとなくブームの予兆。
2011年4 月20日
小型無人機「T-ホーク」が撮影した福島原発の映像
米Honeywell社のT-Hawkが撮影した福島第1原発の様子。東京電力のサイトにもアップされているが、ファイルをダウンロードするのが面倒、という人は、IEEE Automatonが動画をYouTubeにあげている。
Honeywell社が出したプレスリリースから抜粋すると、
Three Honeywell employees, trained to fly the unmanned T-Hawks remotely, have flown five successful missions and captured hours of video and dozens of photos of the nuclear reactor. The four T-Hawks in service at Fukushima Daiichi have been adapted to carry radiation sensors.(T-Hawkを遠隔操作するためのトレーングを受けたHoneywell社の従業員3人が、これまでに5回の飛行ミッションを行い、原子炉の様子を示す何時間分もの動画と何十枚もの写真を撮影するのに成功した。福島第1発電所で使われている4機のT-Hawkは放射線センサーを搭載できるよう改良された。)
資料によると、T-Hawkは最長6マイル(約9.7km)離れたところから操作できるとあるので、アイロボットのPackBotと違って、ロボット・メーカーの社員にコントロールを任せているということなのだろうか。1回で40分ずつ飛行できると書いてある。
以下はHoneywell AerospaceのTim Mahoney社長のコメント。
「The T-Hawk reminds us that innovative technologies initially created for defense purposes can find crucial roles in humanitarian and disaster recovery efforts」(最初は防衛目的で開発された革新的技術が、人道主義的な目的や災害復旧活動で重要な役割を果たせるようになることを、T-Hawkは再認識させてくれる).
T-Hawkが撮影した映像。
2011年4 月13日
ロボット分野の大御所、ジョセフ・エンゲルバーガー氏をインタビューしました
インタビューの内容はWall Street Journal日本版のコラムをぜひご覧ください。
「そもそも他のことを目的に開発されたロボットが(原発で)使えないのは当然だ。=中略= 地震が起きてから今初めて、ロボットに要求される仕事が明らかになりつつあるのだ。それを知る前に、ちゃんと使えるロボットを開発することはできない」
そして、これから、原発災害に対応できるロボットを開発することは、「これまでの日本の経験から言って、それは可能だ」とし、「それができるチームの責任者に私が就きたいくらいだ」とおっしゃっていました。
この話ができるだけ多くのロボット関係者の方々に届き、励みになることを願ってやみません。
今回のインタビューを実現するのにご尽力いただいた、Innovation Matrix社の大永英明社長に心より感謝申し上げます。同社長は世界初の産業用ロボットの会社、Unimation社でエンゲルバーガー氏のもとで働いていらっしゃいました。
また、写真をお送りいただいた、エンゲルバーガー氏のお嬢様、Gay Engelbergerさんにもお礼を申し上げます。この写真はGayさんのご自宅のマントルピースに飾られているもので、それ額からはずして速達で送ってくださったのです。それをこちらでスキャンして原稿といっしょに出しました。写真はもちろん返却しました。
インタビューの内容の原文にご関心のある方は、英文GetRoboをどうぞ。