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6 posts from 2011年5 月

2011年5 月25日

植毛治療でロボット登場、米国で今夏から

RR GetRobo 0  植毛治療支援ロボットを開発し、7月から出荷開始予定のベンチャー企業、Restoration Roboticsを取材しました。記事は Wall Street Journal日本版のコラムに書きました。

 治療を受ける人が呼吸をするだけで頭が動くので、それでもちゃんとどの毛をターゲットにするか追跡できるように、「visual servoing」 という技術を使うのだそうです。インタビューしたBodduluri副社長いわく、この分野の研究開発は大学などで行われているけれど、「実際にこの技術を使った商品はおそらく初めて」だとか。

 針は2重構造。中にシャープな針があって、これでまず頭皮に穴を開け、外側のあまりするどくない針をくるっと回して株を切り出します。その下の写真は、カメラなどが納まっている部分。丸いところに針が入ります。ロボットの土台はストーブリでした。

RR GetRobo 4 

RR GetRobo 2 
 このほかに医療用ロボットに関するおもしろいお話をいろいろ聞くことができました。これまで医療用ロボットについてはほとんど取材してこなかったのですが、これからはその機会を増やさねば、と思いました。

2011年5 月13日

小型ヒューマノイド「NAO」がオープンソースに

 仏Aldebaran Roboticsは上海で行われているロボットの国際会議ICRAで、同社の小型ヒューマノイド・ロボット「NAO」のソースコードをオープンソースにすると発表した

 発表資料の冒頭の文章から抜粋すると、同社が発表したのは、「decision to share a significant part of its source code with the research and developer community by the end of 2011.」(棒線は私。)日本語にすると「2011年末までにソースコードの大きな部分を研究開発コミュニティーと共有する同社の決断」ということなので、わざわざこう書いているということは、「すべてを」公開するのではないということなのか。

 資料にはシェアするものとして、「we want to share our middleware, our core communication library, our cross-platform build tools and other essential modules with researchers, developers and emerging projects in humanoid robotics」と書いてある。

 写真は昨年12月のHumanoids 2010でのNAO。

Aldebaran 

2011年5 月11日

グーグルが無人ロボット車の合法化でロビー活動、米紙報道

 独フォルクスワーゲンの次世代自動車開発について、Wall Street Journal日本版のコラムで書いた。その中で、グーグルのアプローチは「長期的な視野」に基づいているというVW幹部の話があったが、なんのその!

 昨日のニューヨークタイムズによると、現在、米ネバダ州で、自律走行車の公道での運転を合法化する法案があがっており、それを通すために、グーグルはロビイストを雇ったとのこと!

 これはすごい展開。私は確認をとっていないので、きちんと自分で取材してからあらためてこの件については書きます。

 なお、今日のGoogle I/O会議では、この自律走行車の開発は、グーグル共同創業者のサーゲイ・ブリン氏(写真下)の管轄で、チームは彼に直接報告することになっていると、ブリン氏本人が語ったそうです。

Brin 

アイロボットが年内に多目的ロボット「AVA」を発売へ

 Google I/O 2011にはアイロボットも参加。そこで、多目的ロボット開発プラットホーム「AVA」(エイバ)を年内に発売する予定であるとコリン・アングルCEOが発表した。CNETが記事にしており、それによると、年内に発売されるのはデベロッパー向けバージョンで、来年には法人向けの製品を発売するという。法人向け製品とはテレプレゼンス・ロボットのことを指すようだが、正確にははっきりしない。

AVA1   今年のCESではこのAVAがiPadをのせていたのだが、この日はもちろんAndroid端末。

 CNETの記事によると、アングルCEOはロボットを三種類に分類しており、それは①福島第1原発に投入されているような高価なもの②ルンバのような低価格のもの③その中間に位置するもの。そして、この第3のロボットとは「お手伝いさんロボット」に近いイメージを持っており、これを商品化するためにはロボット業界だけでは力不足なので、モバイル・コンピューティング業界に助けて欲しい、と呼びかけている。

 同CEOは、アイロボットがタブレットの種類には中立で、Android端末もiPadもサポートするが、「Right now, Android has what we need(今はAndroidが我々の必要としているものを備えている)」と話している。

 写真はGoogle I/OでのAVA。(だんな撮影)

 こんなにロボットがいろいろ出てくるようになると、これからはこの会議も取材に行かないとだめですね。

2011年5 月10日

グーグル開発者会議Google I/O 2011に出てるロボットいろいろ

 今日からサンフランシスコでグーグルの開発者会議、Google I/O 2011が始まった。私は行っていないのだが、参加しただんなが写真を撮ってきてくれた。

 日本のアールティAndroid OS対応の汎用I/OモジュールRT-ADK と RT-ADSを発表。プレスリリースから抜粋すると、「RT-ADKはセンサー入力やLEDやモータへの信号出力などの物理的な情報をスマートフォン上のプログラムからやりとりできるようになっており、対応する開発環境もAndroidのライブラリで提供されます。RT-ADKは、車載用ツール、携帯用計測機器、家電の開発に取り組む方々にはもちろん、スマートフォンなどをつかったメディアアーティストのためだけでなく、これまで入門が難しかったスマートフォンとつながる電子工作の世界をも開くものとなります。」 Cellbotsのトレンドにますます拍車が!

 今、同社のサイトを見てみると、初ロットはすでに完売!とのこと。すばらしい。

RT2 
 会場ではこれで2足歩行ロボットを動かしていたそうです。(この写真、アールティの中川社長と思われるのですが、だんなは存じ上げないため、お顔がカット。たいへん失礼しました!)

 RT1

 また、玩具大手Hasbroがブースを出していて、こんなものが展示されていました。なんか、@kaduhiさんのこれに似ていませんか??だんながブースの人に聞いたところ、商品化については未定だそうです。

 Hasbro

 あとはWillow GarageのTurtleBot。PR2に次ぐ、第2の製品。

 TurtleBot

 もちろん会場には大から小まで、多数のAndroidが。

Android1 
 

Android2 

 こういう機運の高まりを見ると、やはりシンボルになるマスコットって大事ですね。会社のロゴとは別に。