Willow Garageがテレプレゼンス・ロボット会社をスピンオフ
Willow Garage(WG)が地元の記者10人を呼んで、食事会を開いた。GetRoboも招かれ、参加した。食事会のテーマは「パーソナル・ロボット市場の行方について」。同社からはCEOのSteve Cousins氏と、Director, Open Source DevelopmentのBrian Gerkey氏。
この日に知ったニュースは、同社がSuitable Technologiesというベンチャー企業をスピンオフしたこと。WG社初のスピンオフ会社だ。同社がもともと社内で利用するために作ったTexaiというテレプレゼンス・ロボットをベースに、新製品を2012年第2四半期に発売予定という。Cousins氏(右写真)によると、WG社創業者のScott Hassan氏が新会社のCEOに就任し、Hassan氏は今後そっちのほうにメーンに力を注ぐことになるとのこと。AnybotsやVgoの製品と比べてどうなのか?と記者の1人が聞いたところ、「ロボットに搭載するスクリーンサイズを大きくするので、かなり違った使用感になるだろう」(Cousins氏)との話だった。新会社にはWG社以外にも出資者がいるが、その名前は明かせないという。
WG社は「ROSを大衆に広めるため」(同氏)、TurtleBotを最近発表した。写真の中で左の小さなロボットがTurtleBotだ。WG社が直接売るのではなく、これらの会社が販売し、WG社は販売量に応じてわずかな利益を得られるという。日本では、TurtleBotの土台となるアイロボットのCreate(ルンバから掃除機能を取り除いたもの)が売られていないため、TurtleBotの発売も未定。
またPR2については、全世界で現在35台程度が稼動中とのこと。このうち10台はWG社内、11台がベータ・プログラムで世界の研究機関に無償提供されているので、残りが実際にWG社が販売したものになる。
Gerkey氏(左写真)は、ROSの初期ユーザーが「critical mass」に達したため、今の自分の任務は「新しくこの分野に入ってきている人々はだれであるかを見極めること」だと語っていた。また、私が「過去1年の間に、パーソナル・ロボット市場にとって最もプラスの影響をもたらした事象は何か」と尋ねたところ、「Kinect」との答だった。下の写真はそのKinectを頭に載せたPR2。
コメント