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2 posts from 2011年7 月

2011年7 月20日

アイロボットが医療用テレプレゼンス・ロボットの会社と提携

これはおもしろい展開。米アイロボットが病院向けのテレプレゼンス・ロボットを開発販売する南カリフォルニアのベンチャー企業、InTouch Health と提携するという。発表資料はここPilot Presenceの記事を通じて知った。

発表の内容を資料から抜粋すると、

「the signing of a joint development and licensing agreement to explore potential opportunities for healthcare applications on iRobot platforms such as the iRobot Ava mobile robotics platform(アイロボットのAvaのような移動型ロボットのプラットホームを使ったヘルスケアのアプリケーションの潜在市場を探索することを目的とした共同開発とライセンスに関する契約を締結)」

さらに、「The agreement includes extensive cross-licensing of the companies’ patent portfolios, giving the collaboration a formidable patent position.」と書いてあり、互いの持つ特許の相互利用が大きな目的なのかな、という感じがする。

InTouchという会社が販売するテレプレゼンス・ロボットはすでに400以上の病院で使われている。テレプレゼンスの分野で最も実績のある会社だ。下は同社の製品「RP-7」の写真。

InTouch Health

2011年7 月14日

インテルが「ロボット・ベンチャー初投資」のニュースで感じたこと

ドイツからこんにちは。

米インテルがフランスのロボット・ベンチャー、Aldebaran Roboticsへの投資を実施した話をWall Street Journal日本版のコラムで書きました。

ベンチャーキャピタル(VC)という業界は一般的に、「みんなが投資している」ところにみんなが投資する傾向にあるので、インテル・キャピタルのようなメジャーなVCがロボット分野に投資したとアナウンスするのはロボット分野全体にとって明るいニュースです。

インテル・キャピタルでロボット分野をウォッチしてきたTammi Smorynski氏は、ロボット分野で起業するプレーヤーの数は増えていないけれど、一般消費者のロボットに対する親しみが増していること、軍事目的以外のアプリケーションがいろいろ出てきていること、がポジティブな傾向だと話してくれました。私はプレーヤーの数も増えていると思う、と言ったら、「クリーンテックなんかは一時期、毎日何社も生まれていたよ」と。たしかに環境関連ベンチャーなどに比べたら、全然まだ数は少ないです。

インテルのニュースを聞いてまず興奮し、落ち着いたら、ちょっとがっかり感が出てきました。違う意味で。なぜ、日本の2足歩行ロボットのベンチャー企業が複数あるのに、どれもアルデバランにならなかったのかな、と。仲間作りをうまくやれば、きっとなれたのに。

でもまだゲームは始まったばかりです。サッカーワールドカップ女子(対ドイツ選)のように、ねばっていればきっとチャンスはあります。と、開催国ドイツで考えたりしています。