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10 posts from 2011年10 月

2011年10 月17日

犬のフンをすくうロボット

世界各国のPR2が新しいデモを発表する時期になりました。

これはペンシルベニア大学のGRASP LABのデモで、犬の(とは限らないと思うけれど)フンをすくうというもの。「Poop scoop」というのはフンをすくい上げる道具で、ここでは「P.O.O.P=Potentially Offensive Objects for Pickup(拾い上げるには潜在的に不快な物体)」とひっかけているのがおもしろい。

何がすごいかっていうと、こうやって各研究室がいろいろなアイデアとデモを競って考え出して実現し、世の中に定期的に発表しているということ。

記事はIEEE Automatonに。

2011年10 月12日

Neatoの新掃除ロボット「XV-12」は米大手小売チェーンが独占販売

Neato Roboticsが、米国の大手小売チェーンTarget(ターゲット)と提携した。新しい白色の掃除ロボット「XV-12」を発売し、それをターゲットが独占販売するという。プレスリリースはここ

10月16日より、Target.comのサイトで購入できるほか、全米の1,750店舗以上で販売される。今年のクリスマス商戦に向けて、ターゲットが積極的に宣伝することになりそうだ。

機能的には、従来の「XV-11」と変わっていない模様。白色の新しいXV-12の写真はEngadgetに出ている。(Neatoの掃除ロボットに関心のある方は、以前書いた「XV-11」のレビュー記事をぜひご覧ください。)

ところで!このプレスリリースを読んで初めて知りました。なんと!いつの間にかCEOが新しくなっていました!今年5月に交代していたのですね。現CEOは小売業界の出身。今回のターゲットとの契約は彼の功績なのでしょうか。

Neato社にとってCEOは3人目。こうやって、ベンチャー企業の成長のフェーズによって、CEOに必要な能力が変わってくるのですね。

アザラシ型ロボット「パロ」が使われている現場

Photo 5パロが実際に使われている現場を初めて拝見させていただくチャンスがありました。記事はWall Street Journal日本版のコラムに書きました。

記事のあとがきとして、取材をして気付いたこと4点。

以前、書いたアニマル・セラピーといっしょで、ただパロをぽんとテーブルの上に置いただけでは何も始まらない。インタラクションを促すセラピスト(人間)の役割が欠かせない。

②パロはだれにでも効果があるというわけではなく、特に動物好きの患者さんに効果的のようである。

③お年寄りの会話がパロのことにとどまらず、「おい、ところであれには行くか?」といった別の会話も生まれていた。

④患者が騒ぎ出すと、薬を注射するのが一般的のようで、もしパロを使って落ち着くのであれば、かなり薬の量を減らすことができ、患者にとっても、医薬品代を負担する側にとっても非常に有益である。こうした定量的なデータがそろえば、ロボット・セラピーが広がる可能性がある。

百聞は一見にしかず。関係者のみなさま、取材の機会をありがとうございました。

2011年10 月 4日

[IROS 2011] サンドイッチを買いに行くロボット

とっくにIROS会議は終わっているのですが、もう1本だけ。

東京大学の稲葉雅幸教授の研究室(JSK)とドイツのミュンヘン工科大学の共同研究。どちらの研究室もWillow Garage社のPR2ベータプログラムに参加している。PR2がサンドイッチを買いに行くことができるようになったという。

この研究のミソは、PR2がサンドイッチの「在り処」を知らないこと。でも、サンドイッチは食べるものであり、食料品はたいがい冷蔵庫に保存されていることから推測して、まずは冷蔵庫の中を探すところから始める。そこで見つからないので、次に外に買いに行く。自律的にだ。言葉の意味を解釈しながら検索する「セマンティック・サーチ」の技術を活用するという。

以下がその様子をとらえた動画。IEEE Automatonより。

IROSのワークショップで発表されたが、私は残念ながら参加できなかった。

2011年10 月 3日

[IROS 2011] グーグルの自律走行ゴルフカートなどロボットいろいろ

先週、サンフランシスコで開催されたロボットの国際会議、IROS。怒涛の1週間でした。そして10月は次々に迫り来る締め切りの波。IROSで学んだたくさんのことを一つひとつ字にすることが今はできませんが、写真をいくつか紹介します。

意外に大きかった頭。Meka Robotics のプラットホーム、M1+S2。

Meka

逆に、初めて実際に見て、意外に小さかったのがHRP-4。頭が小さいせいと思われる。百聞は一見にしかず。

HRP-4

欧州の10研究機関が共同研究している、オープンソースの赤ちゃんロボットiCub

ICub

One of my favoriteであるFestoのマニピュレーター。「鼻」の長さがちょっと短めで残念だったが、この短めバージョンを研究用途で売り出す予定とか。

Festo

Boston Dynamicsのプレゼンではこのスライドが気になった。BigDogにアームを組み合わせて、ブロックをぶーんと投げ飛ばすCG映像が見られたが、ちょっと動きが不気味でぞわっとした。

BD Arm

グーグルのSebastian Thrun氏とChris Urmson氏が自律走行車の開発について基調講演。同社敷地内で、自律走行のゴルフカートの実験をしたとのこと。社員がパソコンでカートを予約すると、必要な時に必要な場所にカートがやってきて、敷地内を移動できるという「Caddy Beta」。そして乗り捨て。同社では社員が敷地内を行き来するのに(そうなんです、とても敷地が広いのです)「グーグル自転車」を共有しているが、その発想と同じ。

Google Caddy Beta
IROS会場にはそのゴルフカートも展示されていたが、動いてはいなかった。

Google Caddy 2
ところで、Thrun氏が基調講演で使ったこの写真。どこかで見覚えありませんか?使っていただいて光栄です!でもクレジットがなかったです。

Google photo taken by me
そして、Last but not least これは何でしょう?記事を乞うご期待!

What is this