« 2011年12 月 | メイン | 2012年2 月 »

12 posts from 2012年1 月

2012年1 月31日

もうひとつのロボット・アプリ販売サイトが先に始動

先週、ロボットのアプリ販売サイト「RobotAppStore」について書いたが、一足先に、MyRobots.comというカナダの会社がロボット向けアプリの販売を始めたと今朝メールが届いた。

MyRobots

MyRobots.comはなんだかいまだによく分からない事業モデルで、一部では「ロボットのフェイスブック」などと呼ばれているようだが、今現在、4つのルンバ向けアプリが販売されている。RobotAppStoreが、500アプリそろった段階で正式オープンすることを計画しているのに対し、こちらはとにかくあるものだけで早く店を開いてしまおう、という戦略のようだ。

その4つのアプリとは:

Robochat: チャットのインタフェースでルンバを操作できるというアプリで、無料。

RoboControl: ルンバをネット経由で遠隔操作できるというアプリ。25ドル

RoboGuardian:ルンバとiPodの組み合わせで遠隔地から部屋を監視できるアプリ。25ドル

RoboPresence: iPodとの組み合わせでルンバをテレプレゼンス・ロボットに転換できるアプリ。25ドル

MyRobots.comの取り分はアプリ販売料の25%で、30%を取るRobotAppStoreに対抗意識を持っているのは明らか。開発技術者&顧客の取り合いでしょっぱなから競争だが、さて、どれだけ大きな市場になるのか。

2012年1 月30日

キャッチボールをする2台のロボット

ドイツDLRが開発したヒト型ロボット「Justin」は、ロボットの世界ではボールをキャッチできることで有名。そこで今度はボールを投げることのできる「弟」、「Justin Agile」を開発し、2台にキャッチボールをさせたという。以下の動画のとおり。

Hizookより。

2012年1 月25日

ロボットのアプリ販売サイト「RobotAppStore」には日本人開発者も登録済み

RobotAppStoreについてWSJ日本版のコラムで書きました。ご覧ください。(なおコラムは新年から、掲載後7日間は公開、それ以降は無料登録で閲覧可能、14日を過ぎると有料会員にしか読めなくなってしまいましたので、ご注意ください。)

日本人のデベロッパーが4人、すでに登録されているとのこと。GetRoboの読者でいらっしゃれば、ぜひご一報くださいね。ブログで紹介させていただきます。

個人的には、愛用のロボット掃除機「Neato XV-11」向けで、例えばホコリ検出アプリとか、「掃除終わったよ」ってオプティマスプライムの声で言ってくれるアプリとかあれば、断然買っちゃいます。

あとMy Keepon向けもぜったい買うと思います。

ところでお気付きの読者がいるかもしれませんが、このサイトは当初「RobotsAppStore」と、ロボットに複数の「s」がついていました。ところが、何人もの米国人に「こういう使い方で "s" がつくのはおかしい」と指摘を受け、名称変更することにした、とイスラエル人起業家のインバーさんが教えてくれました。

2012年1 月24日

お手伝いロボットと高齢者の触れ合いを描いた米国映画「Robot and Frank」

日本では映画「ロボジー」が流行っているようだが、米国ではユタ州で開催中のサンダンス映画祭で公開されたロボット映画「Robot and Frank」が話題になっている。

Robot and Frank
認知症が進みつつある男性フランクと、息子が押し付けてきたお手伝いロボットの関係を題材にした映画で、例えばWIREDは「Robot and Frank Shows Softer Side of Robo-Helpers」(ロボット・ヘルパーの優しい面を見せる映画)という見出しで紹介している。

この記事の書き出しがいかにもアメリカらしい。「Not every robot helper ultimately turns into a vengeful Cylon. That’s the message of Robot and Frank....」(どのロボット・ヘルパーもみんな最終的に復讐心に燃えるサイロン[米SFシリーズの架空キャラクター]に変身するわけではない。それが『Robot and Frank』のメッセージだ)

以下の場面は、フランクが食べたいものを食べさせてくれないロボットに反発しているところ。ロボットは、自分は執事ではなく、「health care aid」(健康管理人)だと主張する。フランクが言うことを聞かないので、ロボットが息子と連絡を取ろうとし、それに対してフランクが「何やってんだ。その頭の中に電話があるのか」とやり取りする部分がおかしい。

Inside Moviesにもっと詳しい内容紹介があり、それによると、フランクは実は過去に犯罪歴があり、ロボットを相棒に盗みをはたすという展開に(!)。フランクが恋心を寄せる図書館員の女性のために貴重な古本を盗むらしい。そして最後のほうは、いっしょに住むことになった娘がロボットの電源を切る場面があり、それに対してフランクは寂しそうだが、エンディングについては不明。

このあたりで上映されることになれば、ぜひ見に行きたい。

2012年1 月17日

身長180センチの新しいヒト型ロボット

身長6フィート(180cm)、体重100-200ポンド(45-90kg)の新しいヒューマノイドを開発中のベンチャー企業があるという。名前はNordstrom Robotics

Nordstrom Robotics website
LinkedInのPersonal Robotics Groupで同社の創業者のJames Nordstrom氏がコメントしていることで知った。低価格で耐久性のある、大人サイズのヒューマノイドを開発中という。最初の商品「HAAP」(Humanoid as a Platform)を25,000ドルで今年末から来年初めにかけて発売したいとのことだ。アプリケーションはファーストフード店や工場の従業員、ガードマンなど。

こりゃまた大きなロボットを!

彼の書き込みを以下にコピー。

My company Nordstrom Robotics is developing a low cost, durable, full size Humanoid. Our initial development has been focused on the physical robot (hardware, motors, sensors, etc.) as opposed to the operating software. We have started to look at a number of open source projects such as ROS but are starting to think of releasing an initial product called HAAP (Humanoid As A Platform) that would enable developers to develop their one operating software. HAAP would come with a base event driven software stack (sensor data, limb position, etc.) and an API to controls the limbs. I wanted to ask the community if you would be interested in the HAAP platform and the hardware features you would like to see. Here are some of the planed specs: 6 feet tall, 150/200 pounds, reproduces 80% of human range of motion, 50% faster and stronger than the average human, day/night vision, resilient to shock and impact, made of high impact durable plastics and weather resistant (Water, extreme cold/heat and sand proof models available soon). Electronics: 360 degree cameras with optical and digital zoom, stereo/night vision and thermal imaging, dual microphones for audio input, speakers for speech, bidirectional long range audio/video transmission, limb position sensors, temperature sensors, accelerometers and gyroscopes, pressure sensors (touch), GPS, motor controllers, x86 processors and SSD hard drives. The estimated unit cost will be around $25,000.