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2010年2 月 1日

BigDogの実用化に向けてDARPAが3200万ドル―プロジェクト名は「LS3」

 DARPAは2月1日、軍事用ロボットメーカーのBoston Dynamicsに対して、3200万ドルを提供すると発表した。資金は同社が開発した4足ロボットBigDogの実用化に向けて、詳細な設計作業と初期プロトタイプの開発に投じられる。プレスリリースはここAutomatonを通じて知った。

 リリースによると、このプロジェクトは「Legged Squad Support System (LS3)」と命名された。「足のある分団支援システム」。

 抜粋すると、「The program goal is to develop a walking quadruped platform that will augment squads by carrying traditional and new equipment autonomously. These platforms will be capable of managing complex terrain where tactical vehicles are not able to go—lightening the load of Marines and Soldiers and increasing their combat capability. LS3 will carry 400 pounds or more of payload, and provide 24 hours of self-sustained capability over as much as 20 miles of maneuver. LS3 will weigh no more than 1,250 pounds (including its base weight, fuel and payload of 400 pounds).」(プロジェクトのゴールは、既存の、または新しい機材を自律的に運搬することで分団を補強できる、4足歩行型のプラットホームを開発することだ。戦闘用車両が走行できない複雑な地形に対処でき、海兵隊や陸軍の兵士の負担を軽減しながら戦闘能力を高めることができる。LS3は180kg以上の荷物を運搬可能で、24時間稼動、32kmを走行できるようにする。LS3は、自身の重さと燃料、180kgの積荷を含め、567kgを超えてはならない。)

 この「新しい機材」にわざわざ言及している点と、「自律的に」という点が非常に気になる。4足ロボットに何か新しい武器のようなものを持たせるということか?

 リリースの後半にはこの件でBoston Dynamicsと協力するパートナーが挙がっているが、カーネギー・メロン大学が含まれている。

 同社のサイトでも新しくLS3のページができている。LS3はBigDogよりも大きくなるが、下のビデオの1分25秒あたりから、実際にBigDogが兵士たちといっしょに行動している場面を見ることができる。   

2010年1 月18日

久しぶりのキーポン

 久しぶりに、Keeponの商品化、販売を進める BeatBotsMarek Michalowski氏に会う機会があった。Marekさん、このほど無事にCMUから博士号を取得し、いよいよ会社に専念できるようになったとか。(Marekさん、おめでとうございます!)

 今、学術機関向けに販売されているKeeponは約300万円だが、現在その10分の1くらいの価格にできるよう、設計をし直しているそうだ。

 MarekさんからKeeponのシールをゲット。手のひらより小さくてかわいい。このサイズのロボットが机の上にあったらいいな~。

Keepon


2010年1 月12日

CMUがイチゴ苗仕分けロボットを開発

 カーネギーメロン大学のNational Robotics Engineering Centerが、コンピューター・ビジョンと学習システムを組み合わせてイチゴ苗を品質ごとに仕分けることのできる機械を開発した。プレスリリースはここ。カリフォルニア州のイチゴ苗生産の85%を担う会社5社がこの研究をスポンサーしたという。

 私の住んでいるこのあたりでは、年中イチゴが買える/食べられる。 必ずしも日本のように甘くはないが、安い。 苗の品質は年ごと、収穫ごとに異なるので、機械はフレキシブルに学習できないといけない。

Strawberry Sorting Strawberry plant in sorter

 上は人間が仕分け機に苗をのせているところ(ということはそこの部分は自動化できていないということですね)、下は新しい仕分け機に苗がのっているところ。CMU広報の方、情報・写真をありがとうございます。
 

2008年11 月 5日

ディズニーが世界各国の大学とロボットの共同研究

 夏にディズニーが発表した、カーネギー・メロン大学との共同研究について取材することができました。取材を始めるまでは全く知りませんでしたが、日本人研究者がプロジェクトに深くかかわっています。何かのテーマで取材を進めながら、新たな「ニュース」に出会うのが、私は好きです。記事はRobot Watchに。

 Enjoy! 

2008年8 月13日

ディズニーがCMUとロボットの研究

 ディズニーがカーネギー・メロン大学(CMU)と共同で、新しい研究所を設けるという。CMUのプレスリリースはここ

 新研究所のDisney Research Pittsburghのディレクターに就任するのはCMUのJessica Hodgins教授。プレスリリースによると、最初に手掛けるプロジェクトの1つが「developing methods for people to interact with autonomous characters, either virtual or robotic(バーチャル、ないしはロボットの自律的なキャラクターと人間が交流する手法の開発)」。同教授のコメントは "We'll be looking for ways to sense what a person is doing or thinking so that the character can respond appropriately," she said. "Whether the character is a robot or a virtual creation, the interaction issues are the same. We need to figure out what sensors to build and how to interpret and respond to human behavior." ロボットだろうが、仮想空間のキャラクターだろうが、人間の行動や考えを検知して、的確に対応できるようにするために解決すべき問題は同じで、必要なセンサーを開発し、それらのセンサーから得られたデータをどのように解釈して利用するかについて研究を進める。

 ディズニーはCMUだけでなく、スイスのETHと組んでチューリッヒにも研究所を作る。ETHのプレスリリースはここ。こちらはコンピュータ・グラフィックスの研究が中心になるようだ。

 エンターテインメント・ロボットの世界に新風。

 (2008年11月5日:情報アップデートはここ )