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2012年2 月 1日

ロボットの人材派遣サービス、AnyLobby

久しぶりにAnybotsに取材に行ったら、テレプレゼンス・ロボット「QB」を使った人材派遣サービス「AnyLobby」を開始したという。会社の受付をロボットが代行するというもの。フルタイムの受付係を雇えない、あるいは雇う必要がない法人向けで、ロボットは遠隔地のホームオフィスにいる人が操作する。

写真はAnybots創業者のTrevor Blackwellさんと、Anybots受付嬢のAngelaさん。Angelaさんは米国東部の町に住んでいる。

AnyLobby 3

ロボットは職を奪う、と米国ではよく言われるが、この場合は全く逆、とAngelaさんが話していたのが印象的だった。ロボットによって、Angelaさんが、訪れたこともないシリコンバレーの会社で働けるようになったからだ。でもシリコンバレーに住んでいて受付になりたい人にとっては職を奪っていることにならないのかと尋ねたら、本来なら受付係を雇わない会社に向けたサービスなので、そういうことにはならないということだった。1人のオペレーターが複数の会社を掛け持ちする例もあるという。

この話は日本の雑誌向けに記事を書く予定。英文GetRoboに少し詳しい記事をあげたので、関心のある読者はそちらを先にどうぞ。

2012年1 月31日

もうひとつのロボット・アプリ販売サイトが先に始動

先週、ロボットのアプリ販売サイト「RobotAppStore」について書いたが、一足先に、MyRobots.comというカナダの会社がロボット向けアプリの販売を始めたと今朝メールが届いた。

MyRobots

MyRobots.comはなんだかいまだによく分からない事業モデルで、一部では「ロボットのフェイスブック」などと呼ばれているようだが、今現在、4つのルンバ向けアプリが販売されている。RobotAppStoreが、500アプリそろった段階で正式オープンすることを計画しているのに対し、こちらはとにかくあるものだけで早く店を開いてしまおう、という戦略のようだ。

その4つのアプリとは:

Robochat: チャットのインタフェースでルンバを操作できるというアプリで、無料。

RoboControl: ルンバをネット経由で遠隔操作できるというアプリ。25ドル

RoboGuardian:ルンバとiPodの組み合わせで遠隔地から部屋を監視できるアプリ。25ドル

RoboPresence: iPodとの組み合わせでルンバをテレプレゼンス・ロボットに転換できるアプリ。25ドル

MyRobots.comの取り分はアプリ販売料の25%で、30%を取るRobotAppStoreに対抗意識を持っているのは明らか。開発技術者&顧客の取り合いでしょっぱなから競争だが、さて、どれだけ大きな市場になるのか。

2012年1 月25日

ロボットのアプリ販売サイト「RobotAppStore」には日本人開発者も登録済み

RobotAppStoreについてWSJ日本版のコラムで書きました。ご覧ください。(なおコラムは新年から、掲載後7日間は公開、それ以降は無料登録で閲覧可能、14日を過ぎると有料会員にしか読めなくなってしまいましたので、ご注意ください。)

日本人のデベロッパーが4人、すでに登録されているとのこと。GetRoboの読者でいらっしゃれば、ぜひご一報くださいね。ブログで紹介させていただきます。

個人的には、愛用のロボット掃除機「Neato XV-11」向けで、例えばホコリ検出アプリとか、「掃除終わったよ」ってオプティマスプライムの声で言ってくれるアプリとかあれば、断然買っちゃいます。

あとMy Keepon向けもぜったい買うと思います。

ところでお気付きの読者がいるかもしれませんが、このサイトは当初「RobotsAppStore」と、ロボットに複数の「s」がついていました。ところが、何人もの米国人に「こういう使い方で "s" がつくのはおかしい」と指摘を受け、名称変更することにした、とイスラエル人起業家のインバーさんが教えてくれました。

2011年12 月 7日

Java生みの親、James Gosling氏も加わったベンチャー、Liquid Robotics

Liquid Roboticsというベンチャー企業を取材しました。記事はWall Street Journal日本版のロボット・コラムに書きました。

標識
何がすごいかって、いろいろすごいのだけれど、あるお金持ちが「ザトウクジラを追跡して、みんなに鳴き声を聞かせたいな」って言ってロボットを作ってもらって、それが製品になってビジネスが生まれるというプロセスがすごい。こういう研究開発→製品化の流れは国のお金ではぜったい生まれないと思います。「一個人」(金持ち、あるいは金持ちを後ろ盾にした情熱家)がやりたいことを追求し、その結果、新しい技術や事業が生まれる、というのが米国の強みです。

組み立て現場
(ロボットは最終組み立てがシリコンバレーの本社内で行われている)

11月中旬に日本とオーストラリアに向けて4台のWave Gliderが出発し、サンフランシスコ湾で船出式がありました。同社の認知度を高めるための「PacX」というプロジェクトです。私は日本にいて、出席できなかったのですが、だんなが行き、以下の写真を撮ってきてくれました。ロボットは沖合いまで船で運ばれて行きました。後方に金門橋。

DSC04084

それを見送るJames Gosling氏。

James Gosling

2011年11 月 1日

ロボットのアプリ販売サイトが12月に開店へ

RobotsAppStore様々なロボット向けのアプリケーションを売買できるサイト「RobotsAppStore」が12月1日にオープンするという。Robotics Trendsを通じて知った。

アプリケーションの開発者は、このサイトにアプリをアップロードし、売れれば販売額の70%を得られる。RobotsAppStoreが30%の手数料を取る。開発者は12月1日までに登録し、アプリを最低2個アップロードすれば、1年間はさらに15%上乗せして収入を得られるという

ロボットの指定はないようなので、もう何でもOK、という感じ。開店時にどれだけのアプリがそろうのか、非常に楽しみだ。

サンフランシスコの会社で、創業者はElad Inbar氏。