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2012年4 月17日

欧州チームがDARPAロボティクス・チャレンジに参加表明

REEM BDARPAがロボティクス・チャレンジを正式発表してから1週間。早速、欧州のチームが参加に名乗り出た。LinkedInのPersonal Robotics Groupを通じて、メンバーに「チームを作ったので、仲間に加わらないか」と呼びかけていることから知った。

このチームのリーダーはDavide Faconti氏。Pal Roboticsでヒューマノイド・ロボットの「REEM」シリーズを開発しているグループの中心人物だ。新チームのサイトのFAQのページを見てみると、「Pal Roboticsはチャレンジには直接関与しておらず、参加しないが、必要に応じて技術用具を提供するかもしれない」と書いてある。「REEM-B(写真)はチャレンジのゴールを達成できないと思う」と自覚しながら、「でもREEM‐Bが開発されたのは5年前。それ以来、多くを学び、もっとできることは分かっている!」と記している。

チームは、DARPAの書類審査に合格して予算を獲得したうえで独自のシステムを開発する「トラックA」での参加を希望している。すべてのハードとソフトをオープンソースで公開する予定だ。

2012年3 月15日

ソフトバンクとアルデバラン、続報(3月15日現在)

3月11日に英国の大手経済紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた、ソフトバンクによる仏アルデバラン・ロボティクスへの出資に関する記事について。

GetRoboはその後、アルデバランとソフトバンク、インテルのそれぞれに、この件について問い合わせました。

ソフトバンクはFTの報道に関して「ノーコメント」(同社広報)。「数字はともかくとして、出資するための話し合いを進めていると理解してもよいか」という質問に対しても「ノーコメント」(同)でした。

「インテルはアルデバランに関してコメントできない」というのがインテル広報のコメント。

(記者注:ソフトバンクやインテルのような株式公開会社は、全くの誤報だった場合は報道を否定します。今回は否定はしていません。)

アルデバラン広報からは「FTの報道は間違っている。彼らはデータが誤りであることを知りながら、報じた」との憤りの返事がありました。そして、「この報道によって、フランスの公的機関など、潜在的な資金的パートナーとの関係上、我々は微妙な立場に立たされるはめになった。彼ら(=潜在的投資家)はアルデバランが日本の会社になったという話を読んで喜んでいないからだ」

この返事をもらって、誤りなのは「データ(=出資額や出資比率)」なのか、それともソフトバンクが出資するということ自体が誤報なのかがはっきりしなかったので、再度確認したところ、次の返事がありました。

「記事中のすべてのデータが誤りである。我々は創業以来、individual market(=一般消費者市場のことをさすと思われる)への参入を計画してきた。それを実現するためには、我々は小さなBtoB SMB 会社から、もっと大きな家電会社に転換しなければならない。これは長期のプロセスであり、それを実現するために、当然のことながら新しい資金的パートナーと契約を結ぶことになる。しかし、具体的な情報を発表するまでは、詳細は明らかにできない」

このように、3社とのやり取りから、GetRoboは以下のような状況だと推測します。あくまでも推測です。

一般消費者向けのロボット開発には多額の資金が必要であり、アルデバランは長期的に頼れる資金源を探している。そのうちの1候補がソフトバンクであり、現在、両社の間で話し合いが進められている。しかし、最終的にソフトバンクが8割も出資するというのは考えにくい。なぜならば、アルデバランは国策会社ではないけれど、ロボット分野におけるフランスの威信をかけた会社であり、日本企業が大株主になることはありえないと思われるため。

以上です。この件、また何か進展があれば、ご報告します。

2012年3 月12日

ソフトバンクが仏ロボット・ベンチャーの最大株主に

ソフトバンクがフランスのアルデバラン・ロボティクスに約1億ドルを出資したという。英フィナンシャル・タイムズが報じた。(記事を読むには無料登録が必要。)これにより、ソフトバンクはアルデバラン社の株式の80%以上を所有することになると書いてある。さらに、開発に拍車を掛けるため、ソフトバンクは4,000万-5,000万ドルを追加投資する予定だ。

これは超びっくり!!!!!

アルデバラン社といえば、米インテルが昨年6月に出資を発表してから1年も経たないが、今回、ソフトバンクはこのインテルの持ち株も買い上げたらしい。

アルデバラン社の小型ヒューマノイド・ロボット「Nao」は全世界で1,500台以上が販売された。さらに、現在は大型のヒューマノイド「Romeo」の開発に取り組んでいる。記事によると、同社の社員数は現在150人。フランスとボストン、上海に研究所を持っており、東京にも研究所を開設する計画だ

みなさん、どう思います???ソフトバンクがロボットの分野に投資するのは初めてのように思うのですが。

昨年の震災後、アルデバラン社の創業者兼CEOのBruno Maisonnier氏はこれから災害対策ロボットを開発したい意向を表明していたが、そうしたロボットの開発がソフトバンクの後押しで進められるということなのか。

でもなぜ、ソフトバンクは日本のロボット・ベンチャーに投資しないのか。それともこれからするのか。

こちらに続報あり。

以下、Romeoの動画を再掲載。

2012年2 月21日

韓国のヒト型ロボット「HUBO」7台が米大学で共演

2月20日(昨日)、7台のHUBOが米Drexel大学のステージで共演したという。プレスリリースはここ

HUBO at Drexel

プレスリリースによると、NSFが2010年8月に、Drexel大学がリードするヒューマノイドの研究に600万ドルの予算をつけた。同大はその前にHUBOを購入済で、このお金を使ってさらに6台を購入した。参加大学は「MIT, Carnegie Mellon, Virginia Tech, the University of Southern California, Ohio State, Purdue and Penn」で、これからそれぞれにロボットは送られて行くって書いてあるけれど、これだと7大学で、でも1台はDrexelのものだろうから、あれ、計算が合わない。どこかの大学は2つで1台をシェアするのだろうか。

この日はすべての大学の関係者がロボットの使い方を学ぶために集合し、それにあわせて一般向けにロボットのショーを開催したようだ。あまり解像度が高くないけれど、以下が動画。

ところで、お気付きの読者がいるかもしれないが、このプロジェクトのメンバーと、こっちのプロジェクトのメンバーが重なっている。

2012年2 月16日

フランスのヒト型ロボット「Romeo」、姿現す

お~~これは!フランスのアルデバラン・ロボティクスが中心となって同国で開発が進められている大型のヒューマノイド・ロボット「Romeo(ロミオ)」がようやく姿を現した。Plastic Palsより。

 このロミオについては2009年9月に初めて記事にしました。そして2010年の「Humanoids 2010」の会議では、スライドが紹介されていた。

スライドは漫画チックと思っていたが、実物も漫画チックな顔ですね。(だれかに似てる。)

まだ立てないのかな?でも2012年に本格デビューするみたい。