10 posts categorized "Keepon"

2009年4 月 1日

Happy April Fool's Day!―Keeponネタ

 今日はエイプリル・フール。ロボット製品販売のTrossen Roboticsキーポンをパロディー化した「低価格のダンスボット」 を発売すると発表した。(もちろんジョーク、念のため。)以下がYouTubeのビデオ。2本目の製作編が笑える。


 エイプリル・フールのジョークのネタになるのは一種のステータスだ。本物のキーポンの開発者、小嶋秀樹氏に感想を聞くと、以下の答が返ってきた。

 「パロっていただけるのは,クリエータ冥利につきます。(中略)(廉価版の)Keepon に対する皆さんの『夢』の現われであり、それを実現するのがクリエータ兼エンジニアである私の『夢』でもあります。(もっとも Trossen のバイオ/ナノテクノロジーは、私の半田ゴテやフライス盤では太刀打ちできそうにありません。)この不況のなか、人も企業も余裕がなくなってくると、『夢』を見ること・語ることを忘れがちです。Trossen のパロディは、私のそんな気持ちをリセットしてくれたような気がします」

 Keepon Proを販売するBeatBotsは実際に廉価版の開発に取り組んでいるようなので、乞うご期待!

2008年11 月12日

キーポンの開発者、小嶋氏に聞く

 ぬいぐるみ型ロボット「キーポン」の 商品化のニュースは米国でも大きな反響を呼びました。そして、「なぜこのロボットが3万ドルもするのか」や「このロボットでどんな研究が行われているのか」といった読者の声が聞かれました。こうした疑問に答えるため、開発者の小嶋秀樹氏をインタビューしました。

 小嶋氏はキーポンと自閉症児のインタラクションを観察することで、自閉症の本質について新しい考え方を打ち出そうとしています。自閉症児にとって人間の複雑な動きは「情報の洪水」となり、その中から「必要な」意味を抽出できないのではないか。そして、自閉症児と定型発達児(健常児)の隔たりは、ロボットと人間の隔たりに似ているので、自閉症児の情報処理のモデルを学べば、人間とコミュニケーションのできるロボットの開発に役立つのではないか、という話には深く考えさせられました。また、ロボットを使った「コミュニケーションケア」の活動と、これまでに開発した部品を無償公開し、広く世界の人に使ったもらおうという「ClayBot」プロジェクトの話には感銘を受けました。

 インタビュー記事はGetRobo Premiumでどうぞ。(GetRobo Premiumにはパスワードが必要です。パスワードが必要な方は無料メーリングリストから登録してください。 )

Xkozima-L

2008年10 月 7日

Keepon(キーポン)の商品化

 ぬいぐるみロボットの「Keepon(キーポン)」が商品化されることになった。記事はROBOT WATCHに。

 英文GetRoboで書いたら、BotJunkieEngadgetGizmodo などが取り上げてくれ、英文GetRoboへのトラフィックが急増した。ギャジェット系ブログはみな、キーポンが大好きで、廉価版が待ち遠しいといった内容。でも、「なんでこのロボットが3万ドルもするの??」という反応が多いようなので、この点についてフォローする記事を書かなければならないと思った。

 (2008年11月12日:フォロー記事はここ。)

 下はキーポンの内部構造の写真と、今年のICRAで小嶋氏(左から2番目)とミカロウスキー氏(左端)がキーポンのデモをしているところの写真。

Icra2008_108

Icra2008_kojimasan1

2007年9 月 5日

WIREDのNextFest で新ヒューマノイドの発表

 ハイテク見本市 「WIRED NextFest」の開催が1週間後に迫り、これに向けた広報合戦がスタートした。

 9月10日(月)にはキーポンが米ロックバンドのスプーンとコンサートで共演する。今日はWIRED.COMに関連記事と写真集が掲載された。

 一方、ハンソン・ロボティクス(Hanson Robotics)社が新しいヒューマノイド「Zeno」をNextFestで発表するとのことで、PCMAG.comに記事が出ている。新ロボットのデザインはロボ・ガレージの高橋智隆氏が手掛けた。

 記事によると、「When Zeno goes on sale in a couple of years, it could cost around $200. However, Hanson's business strategy isn't only about selling automatons to robot geeks; The company plans on launching an interactive web site where subscribers will be able to download new interactions, intelligence, and stories for their Zeno robots.」(Zenoは2年後をメドに200ドル程度で発売される予定。しかし、ハンソン社の事業戦略はロボット・オタクに機械を売るだけではない。利用者がZenoに新しい動きや知識、物語をダウンロードできる専用サイトを立ち上げる計画だ。)

 ちなみに「Zeno」はハンソン社創業者のDavid Hanson氏の息子の名前だそうだ。

キーポンが「世界一遊べるロボット」賞を受賞

 日本でも人気急上昇中の黄色い雪だるま型ロボットのキーポン(Keepon)。そのキーポンが8月23-25日にデンマークで開かれたロボットの祭典「Robots at Play」で、大賞の「Robots at Play Prize」を受賞していたことが明らかになった。まだ主催者のサイトにもプレスリリースが上がっていないが、キーポンの開発者である情報通信研究機構小嶋秀樹主任研究員がGetRoboに知らせてくれた。

 真に社会に溶け込めるロボットの開発にはロボット工学者とデザイナー、芸術家などの協力が不可欠なため、こうした異なった専門を持つ人々の交流を促進し、社会におけるロボットの理解度を高めるのが、このイベント・賞の目的だ。大賞は「most playful and/or interactive robotic system」(最も遊び心があって、インタラクティブなロボットシステム)に贈られる。ちなみに今年は第2回目で、初回はMITのテディベア・ロボット「Huggable」が受賞した。

 今回の大賞の賞金は7万5,000デンマーククローネ(約160万円)で、今後のキーポンの研究に使われる。なお、キーポンに関する最新情報はBeatBotsのサイトで見られる。

 おめでとう、キーポン!(キーポンの商品化についてはここ-2008年10月にアップデート)

Keeponcocotoy