今日のPARC ForumでNeato Roboticsの事業開発担当副社長であるPatrick De Neale氏が講演した。
同社の新掃除ロボット「XV-11」がその後、前触れも説明もなく静かに、夏に発売延期となったため、私はその理由が知りたかった。講演の中ではその点には全く触れられなかったのだが、質疑応答で私が尋ねたところ、「ある部品の供給不足」が原因で生産ができないとの答だった。商品を手に入れた人などが無断でソフトウエアをダウンロードすることを防ぐためにチップを暗号化する必要があるが、その暗号化プロセスを大規模で行うことができないのが理由のようだ。
右は同氏が会場に持ってきていた製品の箱。
この講演の内容で、私が今まで知らなかったのは、この会社の出だしがスタンフォード大学のビジネス・プラン・コンテストであったこと。2005年のコンテストで獲得した25,000ドルで会社を興したらしい。先日インタビューしたCEOのMax Safai氏は、創業CEOが会社を離れてから、事業立て直しのために雇われた方だったので、そういった話を聞くことはできなかった。
また、Neato社は独自のレーザレンジファインダが完成する前は、北陽電機のURG-04LXを使って実験していたそうだ。
あと、試作品は充電器に戻るときに、トラックがバックするときのように「ビービービー」という音を発するのだが、「これはエンジニアの発想で、出荷される商品にはこの機能はない」との話だった。私はこの音がよいと思ったのだが。
(PARC Forumで講演終了後、掃除ロボットのデモがあった。)