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2012年1 月30日

キャッチボールをする2台のロボット

ドイツDLRが開発したヒト型ロボット「Justin」は、ロボットの世界ではボールをキャッチできることで有名。そこで今度はボールを投げることのできる「弟」、「Justin Agile」を開発し、2台にキャッチボールをさせたという。以下の動画のとおり。

Hizookより。

2011年10 月 4日

[IROS 2011] サンドイッチを買いに行くロボット

とっくにIROS会議は終わっているのですが、もう1本だけ。

東京大学の稲葉雅幸教授の研究室(JSK)とドイツのミュンヘン工科大学の共同研究。どちらの研究室もWillow Garage社のPR2ベータプログラムに参加している。PR2がサンドイッチを買いに行くことができるようになったという。

この研究のミソは、PR2がサンドイッチの「在り処」を知らないこと。でも、サンドイッチは食べるものであり、食料品はたいがい冷蔵庫に保存されていることから推測して、まずは冷蔵庫の中を探すところから始める。そこで見つからないので、次に外に買いに行く。自律的にだ。言葉の意味を解釈しながら検索する「セマンティック・サーチ」の技術を活用するという。

以下がその様子をとらえた動画。IEEE Automatonより。

IROSのワークショップで発表されたが、私は残念ながら参加できなかった。

2011年10 月 3日

[IROS 2011] グーグルの自律走行ゴルフカートなどロボットいろいろ

先週、サンフランシスコで開催されたロボットの国際会議、IROS。怒涛の1週間でした。そして10月は次々に迫り来る締め切りの波。IROSで学んだたくさんのことを一つひとつ字にすることが今はできませんが、写真をいくつか紹介します。

意外に大きかった頭。Meka Robotics のプラットホーム、M1+S2。

Meka

逆に、初めて実際に見て、意外に小さかったのがHRP-4。頭が小さいせいと思われる。百聞は一見にしかず。

HRP-4

欧州の10研究機関が共同研究している、オープンソースの赤ちゃんロボットiCub

ICub

One of my favoriteであるFestoのマニピュレーター。「鼻」の長さがちょっと短めで残念だったが、この短めバージョンを研究用途で売り出す予定とか。

Festo

Boston Dynamicsのプレゼンではこのスライドが気になった。BigDogにアームを組み合わせて、ブロックをぶーんと投げ飛ばすCG映像が見られたが、ちょっと動きが不気味でぞわっとした。

BD Arm

グーグルのSebastian Thrun氏とChris Urmson氏が自律走行車の開発について基調講演。同社敷地内で、自律走行のゴルフカートの実験をしたとのこと。社員がパソコンでカートを予約すると、必要な時に必要な場所にカートがやってきて、敷地内を移動できるという「Caddy Beta」。そして乗り捨て。同社では社員が敷地内を行き来するのに(そうなんです、とても敷地が広いのです)「グーグル自転車」を共有しているが、その発想と同じ。

Google Caddy Beta
IROS会場にはそのゴルフカートも展示されていたが、動いてはいなかった。

Google Caddy 2
ところで、Thrun氏が基調講演で使ったこの写真。どこかで見覚えありませんか?使っていただいて光栄です!でもクレジットがなかったです。

Google photo taken by me
そして、Last but not least これは何でしょう?記事を乞うご期待!

What is this

2011年9 月29日

[IROS 2011]ボストン・ダイナミクスのLS3は「AlphaDog」に改名

 昨日の記事の続報。Boston DynamicsのMarc Raibert社長から今さっき、動画を1本YouTubeにアップしたとのメールが届きました。ご丁寧に連絡をくださり、たいへんありがとうございます。

4足のほうです。1:08のあたりで、横倒しになったロボットが自分で起き上がります。

BigDogのように「ブーンブーン」といった音がしなくて静かになりましたね。それで、昨日は「電車みたいな音」なんて書きましたが、これはロボットの音じゃなくて、上のレールの音ですね。

ロボットの名前が「LS3」ではなく、「AlphaDog」になっているのでどうしてかな、と問い合わせたところ、以下のような返事を同社長からいただきました。

「We thought the name ‘LS3’ was too cryptic, so we decided to pick a more memorable name.  We used to say that BigDog was the alpha-male of legged robots, and since the new robot is BigDog’s big brother, we decided to call it ‘AlphaDog’.  It is also true that the video shows the first prototype of AlphaDog/LS3. (‘LS3’という名前は曖昧すぎると思ったので、もっと覚えやすい名前を選ぶことにした。我々はBigDogのことを、脚型ロボットの「アルファ・メール(群れを支配する雄、ボス)」と呼んでいて、新しいロボットはその兄貴分にあたるので、‘AlphaDog’と呼ぶことにした。この動画はAlphaDog/LS3の最初のプロトタイプである。)」

Petmanのほうのビデオはもうしばらく時間がかかるそうです。

蛇足ですが、人間の「alpha-male」というのは例えば、朝5時に起きてスポーツクラブで汗を流し、その後、猛烈に仕事をして、夜はネットワーキング、またはトライアスロンの特訓、ガンガン出世して転職も繰り返し、いずれCEOになるタイプの男性のこと。シリコンバレーに多いです。

2011年9 月28日

[IROS 2011] ダイナミックに動き始めた欧米の次世代ロボット開発

IROSに参加して感じたことをWall Street Journal日本版のコラムに書きました。

日本のロボット・メーカーの方々、何か研究開発用のプラットホームの商品化を考えているのであれば、時期は「今」です。

私は今回、IROS初参加ですが、他にも初参加の企業の方々が少なからずいることを知りました。それだけ、この分野の裾野が広がってきている証拠です。