米テネシー州にあるベンチャー企業、Universal Roboticsについて、Wall Street Journal日本版のコラムで書きました。
実はこの会社は、昨年、Humanoids 2010の取材で初めてテネシー州を訪れる際に、「Nashville」と「robot」でネット検索したら出てきた会社でした。ナッシュビル滞在中は会議の取材で忙しすぎて、この会社とコンタクトを取ることができなかったのですが、ずっと気になっていた会社で、ようやく今回、電話取材する機会が持てました。
気になっていた理由は、やっていることが、元MIT教授のロドニー・ブルックス氏が始めたHeartland Roboticsに似ていると感じたからです。
今回の電話インタビューで、Universal Robotics社のCEOにこの件を確認したところ、「ある程度はかぶるが、別の市場を狙っている」とのこと。Universal社は安川電機のような従来の産業用ロボットにソフトを載せることを考えているのに対し、Heartlandは独自のハードウエア・プラットホームを持ち込もうとしている点が違うと。
そして私が「でも、Universal社のソフトも、安価なセンサーで制御できるようにするという意味では、Heartlandが狙っている、ロボットを使ってみたいが従来の産業用ロボットは値段が高すぎて買えないという顧客層を対象とするようになるのではないか」と尋ねたら、答は「Ultimately that's right but if he (=Rodney Brooks) comes up with a piece of equipment that can be priced correctly, you know, we may end up working with them.(笑)」とのことでした。そしてブルックス氏とUniversal社の創業者らは友達だそうです。
右上の写真はMOTOMAN用にUniversal社が作ったヘッド(実験機)。下はロボットが見ているもの。写真はいずれもUniversal社提供。
