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2012年1 月10日

[CES 2012] マイクロソフトがPC用Kinectを2月に発売

 すでにEngadget日本版Internet Watchで速報が流れているが、マイクロソフトがCESで、日本を含む世界12カ国で2月に「Kinect for Windows」を発売すると発表した。価格は250ドル、教育用は150ドル。Xbox用は定価が150ドルなので、PC用のほうが高い。

「Kinect for Windows」のブログというのもある。

PC用Kinectには以下のShape Gameのアプリケーションが含まれる。

また、以下のKinect Effectという動画では52秒のところからロボットが登場する。

ちなみに、マイクロソフトがCESに参加するのは今年が最後になるという。毎年恒例だった、CESの開会式にあたる基調講演も今回が最後、ブースももう出さないのだそうだ。(アップルは昔からCESには参加していない。)

2010年9 月13日

元マイクロソフトのTrower氏がベンチャーのHoaloha Roboticsを正式発表

 米マイクロソフトに長年勤め、同社のロボティクスグループの責任者だったTandy Trower氏が退社し、ロボットのベンチャー企業を設立していたことを今年4月に発見しブログに書いたが 、そのベンチャー企業「Hoaloha Robotics 」が13日、正式に発表された。「Hoaloha」とはハワイ語で「caring companion(思いやりのある仲間)」という意味で、新会社は「高齢者の生活支援ロボットの技術革新を促進するソフトウエアとサービスの開発に取り組んでいる」。

 新ベンチャーの具体的な商品、事業モデルは依然、不透明だが、Hoalohaのサイトによると、 

Beginning with features and functions already commonly included in today’s personal computers and adding autonomous mobility and a few additional components with innovative applications and a human-centric interface design, the Hoaloha design will not only take existing PC experiences directly to the user –wherever they are - , but also open up new ways for individuals to stay connected, informed, and entertained while improving safety and access to remote services.

The Hoaloha application framework will also provide integration of discrete technological solutions like biometric devices, remote doctor visits, monitoring and emergency call services, medication dispensers, on-line services, and the increasing number of other products and applications already emerging for the assistive care market. In addition, because the design is also based on wireless PC technology, the Hoaloha solution will provide a bridge to the existing digital and Web-enabled world.

Finally, at the heart of the Hoaloha design is its ”human-centric” user interface. Designed to leverage and integrate natural interface modalities like speech, vision, and touch technologies, its interface is designed to be socially interactive and easy to use.

 要約すれば、「今日のパソコンの機能に自律移動機能と革新的なアプリケーションを実現するコンポーネント、そして人間主体のインタフェース・デザインを組み合わせることで、Hoalohaのデザインは、個人が他者とつながり、情報を入手し、楽しみながら、安全に遠隔サービスへのアクセスを可能にする」

 「Hoalohaのアプリケーション・フレームワークはまた、バイオメトリック・デバイス、遠隔医療サービス、モニタリング、緊急呼び出しサービス、薬剤管理といった従来は別個のソリューションを統合できるようにする。さらに、Hoalohaのデザインは無線パソコン技術を土台とするため、既存のインターネットの世界との橋渡し役を果たす」

 「Hoalohaデザインの中心には“人間主体”のユーザーインタフェースがある。音声や視覚、触覚といった自然のインタフェース様式を統合できるようにすることで、インタラクティブで使い勝手の良いものを実現する」

 今日のSeattle Timesの記事によると、新会社の社員はまだTrower氏一人で、 あとはインターンとワシントン大学の教授と共同研究を行っている。ハードウエアの会社と協力しながら、これから3-5年後に5,000-10,000ドルの価格で売れるような製品の開発をするのがゴールという。

 この記事の中でTrower氏は、同氏が心に描いているロボットは今のパソコンからそんなに大きな飛躍はなく、「really like a PC on wheels(車輪に乗っかったパソコンみたいなもの)」だと語っている。プラットホームを作ること自体は難しくないが、どんなアプリケーションをパッケージングし、ユーザーインタフェースをどうするかが課題だとし、マイクロソフトを退社前に、こうしたアイデアを幹部に提案したが、受け入れてもらえなかったとも明かしている。

 Hoaloha社は同日、フランスのロボット関連企業であるRobosoftと高齢者支援ロボットの開発で提携することも発表した。Robosoftといえばマイクロソフトとも関係が深く、介助ロボットの「Kompaï」を開発した会社だ。

 私の感想。とっても「PC-centric」な考え方で開発が進んでいるようだが、それでどこまで「売れるロボット」が実現できるのか、非常に興味深い。「車輪に乗っかったパソコン」のままでは売れないと思うが、真に有用なロボットを開発する過程で、これまで培われてきたパソコン技術を最大限に活用するに越したことはないので。高齢者支援ロボットの開発に取り組む動きは日本の外でも急速に進みつつあり、目が離せない。

2010年5 月20日

マイクロソフトのロボット開発ソフトが無料に

 マイクロソフトが今日、同社のロボット開発用ツール「Robotics Developer Studio (RDS)」の無償提供を始めたと発表した。このサイトから「Microsoft Robotics Developer Studio 2008 R3 (Microsoft RDS)」なるものを無料でダウンロードできる。 従来は、機能が限られた無料版と、学術研究向け、フル装備の有償版の3つに分かれていたが、今後はだれでもフル装備版を無料で使えるようになるという。

 Microsoft Roboticsのトップとして、昨年退社したTandy Trower氏の後任に就任したStathis Papaefstathiou氏(うわ~ちょっと名前の発音が難しそう)がブログに以下のように書いている。 

By offering this software free of charge, we're hoping to help push the robotics market towards the sustainable scale I mentioned earlier -- putting Microsoft RDS in the hands of as many developers as possible to innovate and experiment with. We're enthusiastic to see what developers around the world, of all backgrounds and levels of knowledge, will bring to the table using Microsoft RDS in the months to come.(このソフトウエアを無料で提供することにより、マイクロソフトRDSをできるだけ多数のデベロッパーの手に届けて、技術革新と実験に取り組んでもらい、ロボット市場を維持可能な規模に押し上げたいというのが我々の願いだ。我々は今後、様々なバックグラウンドと知識レベルを持った世界中のデベロッパーがRDSを使ってどんな貢献をしてくれるか非常に楽しみである。)

 IEEE Automatonに詳しい記事が出ている。このPapaefstathiouさんのほかWillow GarageやNational Instrumentsのコメントもある。

2010年4 月13日

Trower氏、マイクロソフト退社し、ロボット・ベンチャーを設立

 Tandy Trowerさんって覚えてます?一時はマイクロソフトのロボット関連事業の「顔」だった方で、日本でも講演などを通じてご存知の方も多いと思います。今日、たまたまWikipediaを見ていたら、なんと、彼はいつの間にかマイクロソフトを退社していたことを発見!Wikipediaの最後の部分をご覧ください。昨年11月に退社となっています。びっくり~!!

 しかも、「Hoaloha Robotics」という名のロボットのベンチャー企業を設立していました。この会社のウエブサイトは見つからなかったのですが、彼のLinkedInのページを見てみたら、以下のような記述がありました。

 After 28 years at Microsoft, I resigned to pursue what may be one of the greatest and most important opportunities for applying emergent personal robotic; i.e. assistive care. With an increasing demand for healthcare and spiraling costs, fueled in part by a growing senior population (who are also living longer), commensurate increasing shortage of caregivers, digital technologies can play an important part in addressing these challenges. Within this ecosystem, personal care robots can help address physical, cognitive, and social loss of function, and enable individuals to better manage their wellness and quality of life in the same way that PC technologies and the Web can extend and enhance information access, productivity, and general well-being.

 要約すると「私はマイクロソフトに28年間勤めた後、パーソナル・ロボット技術のアプリケーションとして最も有望と思われるassistive care(介護支援)の分野を追求するべく、退任した。人口の高齢化などによってヘルスケアの需要とコストは増大しており、介護人の不足が深刻化している。デジタル技術はこうした問題の解決に役立つ。パーソナル・ケア・ロボットは身体的、認知、そして社会的機能が失われた場合の支援をし、個々人が健康と生活の質をよりよく維持するのに役立つ。これはちょうどパソコンとウエブが情報へのアクセスや生産性、全体的な生活の質の改善につながったのと同じようなことだ。」

 あらま。で、マイクロソフトの「ロボット戦略」はどうなったんでしょう?

Tandy Trower 
(写真:2008年のRobo Development会議で講演したときのTrower氏)

2010年1 月 3日

マイクロソフトのRoboChamps-なくなっていた!

 マイクロソフトのRoboChampsって覚えてます??

 今、超・久しぶりにチェックしたら、サイトがなくなっていました!というか、リンク先が Imagine Cupとやらに変わっていました。これはロボットのコンテストではなく、広範囲なソフト開発の大会のよう。

 続かなかったのですね、、、。