海上の原油を除去するロボット、MITのSeaswarm
MITのSENSEable City Labが、事故などで流出した原油を自立的に回収できるロボット「Seaswarm」のプロトタイプを開発した。 ロボットは、原油を吸着する疎水性のナノ材料を用い、水面を自立的に移動しながら、原油を除去する。太陽電池でエネルギーを自給し、GPSとWiFiを使って複数のロボットが「群れ(swarm)」をなし、協調作業をする。
その仕組みは以下のビデオに示されている。
ナノ材料はMITが特許を所有するもので、材料の重さの20倍に相当する原油を吸収可能。熱を与えると原油を分離でき、ナノ材料は何度も再利用できる。Seaswarmは、このナノ材料をベルト状にして回転させ、ロボット上で原油を分離させるので、陸や船を往復することなく連続的に作業ができる。
ロボットは約5メートル×2メートルと小型のため、従来のように石油除去作業をしてきた漁船などが入りにくい入り江や海岸線でも活躍できるのが利点だ。ロボットはまず原油が流出した領域の境界線を検知し、そこから中向きに作業を進めて行く仕組みという。
今月中旬に、大学地元の川でプロトタイプの試験が行われた。プロトタイプの写真をサイトから拝借。
ナノテクとロボットの見事な融合。
(Source:BotJunkie)