13 posts categorized "MIT"

2010年8 月26日

海上の原油を除去するロボット、MITのSeaswarm

 MITのSENSEable City Labが、事故などで流出した原油を自立的に回収できるロボット「Seaswarm」のプロトタイプを開発した。 ロボットは、原油を吸着する疎水性のナノ材料を用い、水面を自立的に移動しながら、原油を除去する。太陽電池でエネルギーを自給し、GPSとWiFiを使って複数のロボットが「群れ(swarm)」をなし、協調作業をする。

 その仕組みは以下のビデオに示されている。

 ナノ材料はMITが特許を所有するもので、材料の重さの20倍に相当する原油を吸収可能。熱を与えると原油を分離でき、ナノ材料は何度も再利用できる。Seaswarmは、このナノ材料をベルト状にして回転させ、ロボット上で原油を分離させるので、陸や船を往復することなく連続的に作業ができる。

 ロボットは約5メートル×2メートルと小型のため、従来のように石油除去作業をしてきた漁船などが入りにくい入り江や海岸線でも活躍できるのが利点だ。ロボットはまず原油が流出した領域の境界線を検知し、そこから中向きに作業を進めて行く仕組みという。

 今月中旬に、大学地元の川でプロトタイプの試験が行われた。プロトタイプの写真をサイトから拝借。

Seaswarm_prototype1 

 ナノテクとロボットの見事な融合。

 (Source:BotJunkie

2010年7 月24日

ブルックス教授がMITを退官し、ベンチャーに専念

 夏休み中に起きたニュースをフォローしきれていないのだが、中でもこれはビッグ。

 なんと、ロボット界のスーパースター、MITのロドニー・ブルックス教授が7月1日付けでMITを退官していた!記事はXconomyに。アイロボットに次いで創業したベンチャー企業のHeartland Roboticsに専念するという。この記事によるとMITの規定で名誉教授になれるのは55歳以上で、ちょうど55歳であるブルック氏はMIT名誉教授になる。

 この記事によると、アイロボットはブルック氏が1980年代にMITで行っていた研究をベースにした製品を開発販売しているのに対し、ハートランド社は同氏らが1990年代以降に取り組んだ研究成果を活用するとある

 ハートランド社は最近、積極的な採用活動を展開しているし、どんなロボットが出てくるのかますます楽しみ。でも、どうしてアイロボットで新製品を出すことにせず、新会社を作ったのかな~。起業家精神が旺盛なのかな~。別の学生さんたちと組んだのかな~。

2010年4 月22日

MITのExo-Kneeプロジェクトに1票を

 MITの博士課程に在籍する遠藤謙さんが、同大のビジネスプランコンテストIDEAS Competition にエントリーしている。「Exo-Knee」という事業計画で、 遠藤さんのブログによると、「以前から開発しているExo-Kneeとよばれる膝義足の技術とその普及方法に新しいイノベーションが含まれて」いるそうだ。

 30ドルという安価ながら、従来のものよりもずっと高機能な新しい膝義足を発展途上国の人々に広く普及させようという計画で、まずはインドにおいて1年間で3000人がこの義足を使うようになるだろうと予測している。賞金の2万ドルはインドで「夏に予定されている大規模な実地試験と今後の普及活動に使う予定」だそうだ。

 人気投票で決まるようなので、賛同される方はここから1票を。投票するためには「MIT Friend」として登録する必要があるが、名前とアドレスを入力するだけの簡単な作業。私も1票を投じた。今見ると、Exo-Kneeは22チーム中5位 なので、がんばってほしい。投票は4月26日までなので、お早めに。

Exo-Knee
 
  

2010年2 月26日

MITのMeBot

 森山さんのTweetで、HRI 2010が大阪で開かれること思い出し、サイトへ行ったらアジェンダが公開されていた。

 MITのMeBotに関する発表があるようだ。YouTubeにビデオがあがっている。

 

2009年12 月 8日

窓を登り日よけになるロボット「Shady」

 MITのコンピュータ科学・人工知能研究所の建物の作りが特殊で、ブラインドを特注するとお金がかかるとのこと。でも日の光でパソコン画面は見づらいし、どうしたものか。ロボットで解決しよう!さすが。Distributed Robotics Labが開発した「Shady」。Automatonより。