9 posts categorized "MIT"

2009年12 月 8日

窓を登り日よけになるロボット「Shady」

 MITのコンピュータ科学・人工知能研究所の建物の作りが特殊で、ブラインドを特注するとお金がかかるとのこと。でも日の光でパソコン画面は見づらいし、どうしたものか。ロボットで解決しよう!さすが。Distributed Robotics Labが開発した「Shady」。Automatonより。

  

2009年8 月24日

アマゾンCEOがブルックスMIT教授の会社に投資

 アマゾン・ドット・コムの創業者兼CEOのジェフ・ベゾス氏が、ロドニー・ブルックスMIT教授らが設立したHeartland Roboticsに投資した。MIT周辺のハイテク企業に詳しいXconomyMass High Tech が報じた。

 Heartland Robotics社は1年前に設立されたが、米証券取引委員会に提出された報告書によると、このほど700万ドルの資金調達を実施した。報告書によると、ベゾス氏の個人資産の投資会社、Bezos Expeditionsの責任者であるMelinda Lewison氏がHeartlandの取締役に就任しており、これはこの資産運用会社が同社に投資した結果と見られる。Xconomyの記事によると、いずれ正式発表されるらしい。

Heartland  

 この記事では、ベゾス氏が投資した理由として、Heartlandがアマゾンの物流センターで役立つようなロボットを開発しているからではと推測しているが、会社側は具体的なコメントを控えている。

 これとは別に、Xconomyの過去記事によると、Heartlandは設立以来、CEOが変わっている。SNSのLinkedInで検索すると、Heartlandでエンジニアをしているというのが何人もあがってくるので、新たな資金を得てきっと採用を増やしているのだろうな。

2009年1 月19日

MITのTofuロボット

 先日、ここでMITのTofuロボットについて不明だと書いた。MITメディアラボPersonal Robotics Groupのサイトがアップデートされ、Tofuロボットの姿が明らかに。  EngadgetBotJunkieの記事が指摘しているように、キーポンと同じような実験に使われるのだろうか。以下、YouTubeのビデオ。

2008年11 月30日

MITも新研究所―ディズニーに対抗?

 マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボ が「Center for Future Storytelling」という新しい研究所を設立すると発表した。プレスリリースはここ。この研究所の名前、なかなか日本語にしにくいのだが、「Storytelling」とは「物語を話すこと」。 物語を展開するために使える様々な未来技術を開発するのが目的のようだ。

 2010年に始動予定の新しい映画・テレビ番組制作会社、Plymouth Rock Studios が今後7年間に合計2500万ドルを新研究所に提供するという。取り組む研究内容はここにまとめられているが、先日取材したディズニーの研究所 に似ている。ディズニーと言えば、社員がいつも「We are storytellers」(当社の商売はストーリーテリングである)と自負しているくらいなので、研究所の名前に「Storytelling」を付けるなんて、真っ向から喧嘩を売っているようなもの。 

 ロボット方面からMITの新研究所にかかわるのはヒューマン・ロボット・インタラクション(HRI)の分野で有名なMITのCynthia Breazeal 准教授(写真中央、ロボットじゃなくて)。

Medialab-plymouth-1-enlarged 

 映画や舞台、ゲームなどに登場するロボットの開発に取り組む。子供が自分たちのオリジナルなストーリーを作り出せるようなツールの研究も。Breazeal准教授がこれまでに取り組んでいるロボット、NexiHuggable、Tofu というのがプレスリリースの中に挙がっているが、Tofuという名前のロボットをウエブで見つけることができなかった。以下はNexiのビデオ。

2008年9 月10日

MITのブルックス教授が新ロボット会社を設立

 ロボット分野の大御所、MITのRodney Brooks(ロドニー・ブルックス)教授が、新ロボット・べンチャーを設立した。その名はHeartland Robotics。ブルックス教授はアイロボット社の共同創業者兼最高技術責任者(CTO)としても知られるが、同社のプレスリリースによると、同教授は取締役会にはとどまるものの、CTOは退任する。また、同教授はMITの職務も休職し、新ベンチャーに専念するようだ。

Dr1_rodney_brooks_1 (写真はアイロボット提供)

 新ベンチャーのサイトにはまだ何も情報が載っていない。ただ、「Heartland Robotics is combining the power of computation - embodied in robots - and the extraordinary intelligence of the American workforce, to rehumanize and revitalize manufacturing.(ハートランド・ロボティクスはロボットに統合された計算能力と、米国の労働力のたぐいまれな知力を組み合わせることで、生産活動に人間らしさを取り戻し、活性化する)」とだけ書いてある。

 新会社が実際どんなロボットを開発するのか詳細は明らかになっていないが、Xconomy に比較的、詳しい情報が載っている。そこから要点を抜粋すると、

☆ブルックス教授は新会社の会長兼CTO。最高経営責任者(CEO)にはMITの講師で「連続」起業家のKen Zolot氏が就任する。

☆新会社はアイロボットと競合しない。

☆職場と産業分野に革命をもたらすようなロボットを提供する。パソコンがIT従事者の世界にもたらしたような生産性の向上を、単純労働の世界にもたらしたい。

☆大工場の産業用ロボットではなく、中小・零細企業を顧客のターゲットとしている模様。この記事で例として挙がっているのが従業員3,4名のパン屋。ネット経由で2000ドル程度でロボットを購入でき、マニュアルを読まなくても、パン焼き職人が自然言語と業務のデモンストレーションでロボットをプログラミングできる、といった世界をブルックス教授は想定している。

 ということはいよいよ、「まるいち」が現実に世の中に登場するということか?!この新会社、要ウォッチ。