15 posts categorized "Willow Garage"

2010年3 月 1日

PR2プロポーザル、今日が締め切り

 Willow GaragePR2 Beta Program、応募の締め切りが今日だった。以下は今日アップされた最新ビデオ。

2010年2 月 5日

Willow GarageのPR2希望者、日本を含む27カ国から120件

 Willow GaragePR2 Beta Programへの応募件数を明らかにした。同社がブログで明らかにしたところによると、2月1日締め切りのLetter of Intent(応募しますよ、という意志表示)が120件届いたそうだ。これは予想以上の数。ここにWillow Garageのブログの日本語訳をしていらっしゃる方がいる。  

 驚いたのは総数だけでなく、世界27カ国から応募があったという点。国際的な関心度の高さがうかがえる。同社に問い合わせたら、日本からも複数の応募があったそうだ。

 ロボットを輸送し、サポートする必要があるため、最終的にはPR2の多くが北米の応募者に渡ると書いてあるが、実際にどんなグループがどんな研究を実施するのか、知るのがとても楽しみだ。

2010年1 月25日

Willow GarageのPR2、募集要項の中身

 Willow GaragePR2 Beta Program募集要項を全部読んだ。

 その中で、「The PR2 Beta Program is designed to be a catalyst, enabling the natural development of an open source community in robotics by providing a common hardware platform.(PR2 Beta Programは、共通のハードウエアのプラットホームを提供することで、ロボットの分野でオープンソースのコミュニティーが自然に成長するための触媒になることを目的としている)」と書いてあるように、オープンソースへの貢献が重要視されている。PR2提供先(ベータ・サイト)には完全なPR2プラットホームと保守管理、技術サポート、WGにおける会議出席のための旅費が無償提供される。

 以下、私にとって新しかった点を箇条書きにする。

☆PR2の無償リース契約期間は1年ごとで、全部で2年を超えないこと。

☆PR2利用者はテレコンファレンスで2か月に1回、グループ全体に対して経過報告をする。ここで成功したこと、問題点、洞察を共有する。

☆利用者がPR2を十分に活用していなかったり、オープンソースに十分に貢献できていないとWillow Garageが判断した場合には、PR2を返却しなければならない。

☆ベータ・サイトにはいくつか要件があり、ひとつはPR2向けに開発したコードを、だれもが自由に(許可やパスワードなど不要の意)ダウンロードできる場所を作ること。SourceForge.netのような既存のオープンソース用サイトを利用すればOK。PR2を取得してから60日以内に、ロボットのための何らかのコードを公開し、グループがPR2を確かに使い始めたこと、ダウンロード場所を構築したことを示さなければならない。

☆各ベータ・サイトは安全面の責任者となるSafety Officerを任命する必要がある。

☆選考は、①プロジェクト案のポテンシャル②チームと組織のこれまでの実績(オープンソースへの貢献含む)③研究リソースとロボットの活用見込み、の3カテゴリーで評価される。このほか、「研究費を軍事予算に依存していないところ」 「ロボットのハードウエアを使った実験で実績のあるところ」が優先とあるが、これは一般的に日本の大学は強みだろう。  

☆後半、知的所有権や賠償責任など細かい点で弁護士さんの文章になっているが、ベータ・サイトは損害賠償保険に入る必要があり、万が一、火災や地震などなどでPR2を弁償することになった場合には、そのコストは50万ドル(約4,500万円)。

☆PL保険にも入る必要があり、被保険者にWillow Garageも入れる。その証明書を、PR2の受け渡し前に同社に提出する。

☆PR2をベータ・サイトから移動させたり、ハードをWGの許可なしに変えたり足したりしてはいけない。

 提供先が決まるのは4月。最初に全体で集まるキックオフ・ミーティングあり、そこでハード・ソフトの研修、各プロジェクトの概要説明があるという。取材できたらいいですね。

2010年1 月16日

Willow Garage - PR2の提供先を募集開始

 Willow Garageがパーソナル・ロボットの研究開発プラットホーム「PR2」の無償提供先の募集を開始した。 世界の大学、研究機関に対して、PR2を活用することのできる研究プロジェクト案を募集する。 研究プロポーザルは、パーソナル・ロボティクスの分野で科学的ブレークスルーを実現するもの、ロボット分野におけるオープンソースのコミュニティーを拡大するもの、再利用可能な部品・ツールを生み出すもの、あるいはパーソナル・ロボットの新しいアプリケーションの開拓につながるもの、のいずれかでなければならない。

 PR2 call for proposal

 締め切りは、Intent to respondが2月1日、実際のプロポーザルが3月1日。詳しい募集要項は29ページにわたる文書が ここにあがっている。 審査を経て、当選者には合計約10台のPR2が送られる予定だ。

 世界中からどんな研究プロポーザルが出てくるのか、たいへん楽しみだ。募集要項はまだざっと目を通しただけだが、読んで何か気付けば、また書きます。

2009年12 月15日

ウィロー・ガレージがロボットのそぶりについて調査

  Willow Garageがロボットと人間のインタラクションにまつわる調査を実施している。BotJunkieで知った。

 調査はここから誰でも受けることができる。ロボットの挙動が人間に理解できるようにするためにはどうすれば良いかを探る研究で、その成果は学会で発表されるようだ。この調査に参加してみて改めて感じたのは、ちょっとした動作で、ロボットが人間に何かを伝えたがっていることが分かるのだな~。逆にそうした動作がないと、ロボットが何を考えているのか分からず、なんとなく不安感を覚える。 

 例えば以下の動画。ロボットが頭をかいたり、きょろきょろ見回したりしていると、助けてあげようかな、と感じる。しかし、調査の中に出てくる別のビデオのように、ただドアの前に突っ立っているだけだと、なんか中に入って悪いことをしでかしそうで、助けてあげたくない。

 

 調査の最初に出てくる動画では、ロボットが「待ってました!」とばかりに人間に近付く場面があって、これだと、本当にこのロボットの話を聞いて助けてあげたくなっちゃう。見てみてください。