25 posts categorized "Willow Garage"

2010年8 月20日

Willow GarageのPR2の販売価格について

 8月19日に、Willow GarageがPR2の販売を始めるという話を書きました。その記事に対し、同社のDirector of Business Development, Asia である大山彰久氏からコメントをいただきました。

 以下、同氏のコメントをコピーします。

 「ロボットのプロであれば、10万ドルで、PR2が創れないことは、多くの方々は十分に分かっているのではないのでしょうか?「無償提供に応募したのは落ちたが、100,000ドルで売るから買わないかと言われた」のような事実は本当にあったのでしょうか?
誠意をもってPR2やROSの普及を進めているWG社社員にとって、不確実な情報をもとに、多くの方々を混乱させる不正確なコメントは、甚だ遺憾に感じます。
価格に関しては、メールでのご連絡への対応か、9月以降に予定されている正式発表の際、正確にわかるはずです。」

 GetRoboが何か話を捏造しているのでないかと思われては、ジャーナリストとして活動を続けるうえで致命傷ですので、ここで読者の方々にご説明申し上げます。

 大山氏からコメントをいただいた後、私は「100,000ドル」という価格の提示を受けたという取材先に、この話を再度確認しました。そのとおりだという話をコンファームすることができました。Willow Garageの「staffer(スタッフまたは従業員の意味)」から、たしかに電話で、研究を進めるうえでPR2を購入しないかという話を持ちかけられた際に提示された価格だそうです。この取材先は米国人で、PR2 Beta Programに応募したけれど落選したあるグループの責任者です。 その方は、やり取りしたWillow Garageのstafferが面倒に巻き込まれるのが心配なので、この件は匿名のままでいたいとしています。

 現在、Willow Garage社に対しては、もしこの内容を否定するのであれば、英文の正式なステートメントをください、とお願いしています。英文でステートメントが必要なのは、同社が米国の会社であり、この件を日本語でうやむやにしてはいけないと私が感じているためと、私の取材先は日本語が読めないという2つの理由からです。同社からは社内確認に時間がかかるので、来週になるとのお返事をいただきました。ステートメントをいただきしだい、またこの記事をアップデートします。

 今回の件で私が反省しているのは、PR2の発売が発表になった際、最初の記事を書く前に、価格について同社に問い合わせをしなかったことです。問い合わせをするべきでした。それでも、100,000ドルという価格の提示を受けたグループがあることは書いたと思いますが、それに対してWillow Garage社が否定していることを記事に加えることができました。そして、そうするべきでした。

 最初に書きましたとおり、PR2の発売については来月、正式な発表があります。そのときにオフィシャルな価格が明らかになるでしょう。

 GetRoboはこれからも誠心誠意、足で稼ぐ取材、執筆に努めます。

 

2010年8 月19日

Willow GarageがPR2を発売へ

 Willow GarageがPR2を発売するという。来月、正式発表する。

 つい先日会った人が「無償提供に応募したのは落ちたが、100,000ドルで売るから買わないかと言われた」と言っていたが、本当だったんだ!でも正式発表時にその価格になるのかは不明。 

 8月21日追記:こちらに最新情報があります。

2010年5 月31日

テレプレゼンス・ロボットのブーム到来?

 Anybotsしかり、Willow Garageも「Texai」を発売するようだし、米国はちょっとしたテレプレゼンス・ロボットのブームを迎えつつある。

 下はVgo Communicationsという会社のテレプレゼンス・ロボット「VGO」の映像。Boston Globeに記事が出ている。この記事によると、アイロボット社も10年前に一度テレプレゼンス・ロボットを 発売しようとしていたようだ。商品を再投入することもあるのかな~。  

 あらら、ビデオがうまく流れないときはここにリンクが。

2010年5 月27日

米国ロボット業界の3大ブロガー

Erico

 Willow GarageのPR2発表会における記者会見には5人の記者が遠隔地から、WG社のテレプレゼンス・ロボット「Texai」 を使って参加していた。

 このうちの1人が、IEEE AutomatonのErico Guizzoさん。その経験を彼はブログでつづっている。

 記者会見にはBotJunkieのEvan Ackermanさん、HizookのTravis Deyleさんも参加。Travisさんは今回PR2の1台を受け取るジョージア工科大学のグループの一員だが、ブログをやっていることから記者会見にも出席したのだ。

 米ロボット業界で有名な3大ブロガーに並んでもらって記念写真をパチリ。左からEvanさん、Ericoさん、Travisさん。Evan Erico Travis 

 テレコンファレンス、ウエブカメラによる記者会見への参加は珍しくなくなったが、実際に会場を動き回れるロボットでの参加は初めてではないだろうか。

記者会見

 記者会見の後、WG社CEOのSteve Cousinsさんの周りにたむろする記者たち。ロボットも2台。

記者会見2 

 後からEricoさんに聞いたら、この状況で話を聞き取るのは難しかったようだ。でもそれが解決されるのも時間の問題かな。やはり現場取材にはかなわないと思うが、どうしても行けない、しかし出たいという遠隔地のイベントにはぜひ使ってみたい。


2010年5 月26日

Willow GarageのPR2、お披露目会はロボットの「卒業式」

 今日はWillow Garageの「PR2」ロボットのお披露目会に出席した。記者会見の後、400人のお客さんを招いたレセプションが盛大に開かれた。11台のPR2がこれから世界の10の大学と1社に向けて羽ばたくため、ロボットの「卒業式」という位置づけだった。ビデオでその様子をどうぞ。

 まずは3台が入場。


 そして、残りの8台。

 みんなで旗を振る「同期生」。


 「仲間作り」がうまい。「魅せ方」がうまい。これからロボットで世の中が変わって行くのだぞ、俺たちが協力して変えて行くのだぞ、と自分たちもお客さんも楽しく元気にさせる。

 いろいろと考えることがあるので、これから少しずつ文章にして行きたいと思います。